打ち合わせのコツ

 

注文住宅の打ち合わせのコツは?
注文住宅を建てるのには欠かせない打ち合わせ。進め方のポイントや失敗談をまとめたよ!
  • 注文住宅の打ち合わせのコツ
  • 注文住宅の打ち合わせ時の進め方ポイント
  • 注文住宅の打ち合わせの失敗談
  • 注文住宅の打ち合わせで後悔しないための準備一覧

をまとめました。

注文住宅の打ち合わせのコツは?

まずは必ず、全体スケジュールを聞く

全体スケジュールを聞く

細かい部分の打ち合わせに入る前に、引き渡しまでの全体スケジュールを確認しておきましょう。

注文住宅の打ち合わせは一回の時間が長く、さらに回数も多いです。終わりが見えない中、細かいことまで決めなければならないとなると、途中で嫌になってしまう人もいるでしょう。

全体のスケジュールを把握したうえで、進捗度合いを自分たちでも確認しておけば、モチベーションを保つことができます。

 

自分の都合を伝える

現在の住居の退去期限が迫っている場合や、出産を控えている場合など、特別な事情があり配慮が必要な場合は必ず伝えましょう。

通常2回で行う打ち合わせを1回にまとめてくれたり、打ち合わせの場所に融通をきかせてくれたりと、臨機応変に対応してくれるでしょう。

本来は楽しいはずの新築戸建ての打ち合わせです。後々のトラブルや、過度な負担がかかることを防ぐために、あらかじめ都合を伝えておけば、いざというときに調整がしやすくなります

 

次回の打ち合わせ内容を聞く

準備をするために、次回の打ち合わせはどんなことを決めるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

毎回打ち合わせの最後には、次回の日取りを決めることになります。ですが担当営業によっては、内容を伝えてくれないことがあります。

せっかくの注文住宅なので、自分のこだわりも取り入れたいですよね。次回の打ち合わせに向けたイメージ作りをするためにも、毎回内容を確認しておきましょう。

 

担当営業や設計士が提案しやすい環境を作る

自分たちの意見ばかり通してもらおうとするのではなく、営業や設計士から適宜提案をしてもらえる環境を作っておくと、より良い家に近づきます。

要望を無理にでもかなえてほしいというスタンスで打ち合わせに臨んでしまうと、プロからの提案を引き出せません。例えば、普通はこんなことしないし他のところに影響が出るのに、という要望だったとしても、指摘してくれなくなるでしょう。その結果、引き渡しの後に問題が見つかり後悔することにつながってしまいます。

提案してもらいやすい環境を作るためには、営業や設計士に何か不都合が出る場合や、よりよい方法があるときは教えてください、と最初に伝えておくのが良いでしょう。

 

注文住宅の打ち合わせ時の進め方ポイント

自分たちでもメモを取る

自分たちでもメモを取る
打ち合わせのたびに設計士やコーディネーターがメモを取り、控えを渡してくれますが、それに頼らず自分たちでもメモを取りましょう。長丁場の打ち合わせなので、お互いに集中力が切れてしまうときが必ずあります

せっかく長い時間かけて決めてきたのに、後から言った言わないのトラブルになってしまうと残念です。お互い気持ちよく進められるよう、メモを必ず取っておきましょう。

 

迷ったらとりあえず見積りに入れる

インテリアや壁紙など、迷うものがあったらひとまず高い値段の物を見積りに入れておきましょう。一区切りついたときや、すべての決定事項を確認した後に、再び確認して最終決定しましょう。

間取りを決め終わったら、内装を決めていきます。その際必ず、迷う部分が出てきます。そんな時はその場ですぐに決めようとしないことがポイントです。迷った部分を無理に決めてから進もうとすると、とてつもない時間がかかってしまうからです。とりあえず高い値段の物を見積りに入れておき、最後に調整する個所としてチェックしておきましょう。

全体の設備を決めてしまえば、迷っていた個所も当初より選びやすくなりますし、全体の費用に応じて、予算と相談しながら決めればスムーズです。

 

わからないことは何度でも、全部聞く

打ち合わせ中も、家に帰ってからも、わからないことは放置せずすべて質問しましょう。相手はプロなので、さまざまなことを詳細に説明してくれますが、一度で理解できないこともたくさんあります。最終的には自分の物になる大きな買い物です。遠慮せずに何でも聞いてください。

例えば、設備について、これは決めてあったっけ、というようなことを質問してみるといいでしょう。照明スイッチの高さ、コンセントの細かな位置などに当てはまりますが、会社の標準があるので特に決める必要がないことがあります。決める必要がない場合でも、好みがある場合は無料で変更可能な場合もありますので要チェックです。

 

注文住宅の打ち合わせの失敗談

流されてしまいすべてに後悔

すべてに後悔

最初に都合のよい話をきいてからそれに流されて、不動産選びから土地、ハウスメーカー選びにもすべて後悔しているようです。

住宅購入は勢いが大切と言う人もいます。しかし大きな買い物なので、その場の雰囲気に流されることなく、自分でしっかりと意思決定したいですね。

 

予算をどんどんオーバーしていく見積り

契約後の打ち合わせで、展示場と同じ外壁にするなら・・と、当初の見積りからどんどん費用が上がっていってしまう失敗例です。

まずは契約前に、どのようなスペックの物が見積りに入っているのか、自分の理想の家にするにはいくら必要なのかを確認しましょう。契約後は、予算を念頭に入れながら無理ない範囲で仕様を固めていきましょう。

 

引き渡し後に間違い発見

指定したものと違う素材で建築されている部分があった例です。責任の所在を明らかにするために、打ち合わせでは必ずメモをしておき、トラブル対応をスムーズにできると良いですね。

 

注文住宅の打ち合わせで後悔しないための準備一覧

自宅にあるものの量を把握する

準備

新居に持っていくものは、何をどこにしまうのか想像して間取りを決めてください。

せっかくの注文住宅なのに、収納が足りなくなってモノがあふれてしまっては台無しです。ものの量を把握し、今あるものと新しく買うものを考えて、どこにどのような収納をつくればよいかイメージして打ち合わせに臨みましょう。

 

家族の導線を想像する

自分や家族がどのように過ごすのかを想像して、間取り決めに活かしましょう。特に、現在アパートやマンション暮らしの人が、二階建て・三階建ての住宅を建てる場合は要注意です。1フロアでどこにいても家族の様子がよくわかっていた状況からは、大きく環境が変わります。

  • 子どもがお風呂で遊ぶ間にも安心して家事をしたいので、キッチン横に風呂場をつくる
  • 楽にベランダに洗濯物を干したいので、階を同じにする
  • 朝の準備時間にゆとりを持ちたいので、1階と2階に洗面台をつくる
  • 誰かがお風呂に入っていても使いたいので、洗面台との間に扉を付ける

上記はよくある例です。それぞれの住人の導線を想像して間取りを決めましょう。

 

イメージ写真を集めておく

自分で思い描いている理想の間取り、雰囲気などがある場合は、ぜひイメージ写真と一緒に伝えていきましょう。住宅のイメージは、言葉だけではなかなか伝わりづらい部分がたくさんあります。

インスタグラムなどのSNSを使えば、参考になる写真が簡単に見つかります。次回打ち合わせの内容に合わせて、適宜収集をしておくとよいでしょう。

 

まとめ

  • 注文住宅の打ち合わせのコツは、自分の希望を伝えながらプロの意見を引き出す
  • 迷っても立ち止まらず、わからないことは何でも聞くのが進め方のポイント
  • 予算超過や建築ミスは打ち合わせで起こりやすい失敗
  • 打ち合わせの準備として、新居での生活を想像してイメージ写真を集めておく

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