- 注文住宅の玄関の広さはどのくらいがベストか
- 玄関が狭い場合の3つの対処法
- 注文住宅の玄関の位置のポイント
- 玄関の広さを決める時の注意点
をまとめました。
注文住宅の玄関の広さはどのくらいがベストか
- 一般的には1.5坪は必要
玄関の標準的な広さは、一般的には1.5坪(4.96㎡)~2坪と言われています。
1.5坪は、畳3枚分です。
- 1坪は1.8m×1.8mで3.24㎡
間口は1.35mは確保しないと狭く感じます。また、奥行は1.2cmないと、靴や上着の着脱がしにくくなります。
私は、間口・奥行を決めるときに実家や友達の玄関を測って感覚をつかみました。モデルハウスは、多人数が来ることを想定してあるので、ゆったり目に作ってあります。
実際には、モデルハウス程の広さは取れないことも多いので、現実的な家を参考にしましょう。
- 人の出入りが多いなら2坪ほしい
お客さんがたくさん来る、人の出入りが多い家なら2坪は欲しいところです。間口を1.35m以上取れれば、並んで靴の着脱ができます。
もし、広いスペースが確保できるなら、玄関の正面にお客さん用通路。脇に家族専用通路を作ると、散らかった部分を見られずにすみます。
- 子どものものが多いならシューズクロークを
3坪以上のスペースが取れるなら、シューズクロークを作ることをおすすめします。
お砂場グッズやシャボン玉、ボール等、家に持って入りたくない。でも、外に出しっぱなしは嫌というものってありますよね。
シューズクロークがあれば、靴をたくさん収納できるだけでなく、色々な外用品を置けるので便利です。
でも、予算の関係でどうしても狭い玄関にならざるをえないこともありますよね。その場合、どうすればいいのでしょう。
注文住宅の玄関が狭い場合の6つの対処法
玄関を広く見せるためのコツ
土間を斜めにする
うちは、ハウスメーカーさんのおススメで土間を斜めにカットしました。
土間が斜めだと、間口が広く、メリハリがついて奥行が広く見えます。
明るい色目にする
床材や壁紙を明るいものにしましょう。特に白がおすすめです。明るい膨張色にすると、それだけで広く見えます。
大きな鏡を置く
全身がうつる鏡をおきましょう。出かける前の身だしなみにチェックにも使えますし、錯覚で玄関が広く見えます。
反対側の景色が映るだけで、開放感が増します。
では、他に狭い玄関を有効に使うコツはどのようなものがあるでしょう。
狭い玄関を有効に使うコツ
靴箱を活用
玄関に靴が散らばっていると、見苦しく狭く感じるもの。シューズクロークを作るスペースがなければ、靴箱を活用しましょう。
最近では、コンパクトだけど大容量の靴箱もあります。
壁の一部を凹ます
狭い玄関だと収納がなかなか作れません。
でも、壁の一部を凹ましたニッチなら、それほど費用がかからず収納が簡単に作れます。鍵などのちょっとした小物や写真等を飾るのに、とても便利です。
玄関ドアを活用
意外と使えるのが玄関ドア。玄関ドアには磁石がくっつきます。
例えばフックをつけておくと、社員証カード等をぶらさげておきます。
忘れ物防止にも最適なんです。磁石でつく傘立てもあります。少人数なら傘立てをおかなくても、大丈夫。
では、玄関はどこに作るとよいでしょうか。
注文住宅の玄関の位置のポイント
- 駐車場から近い位置に
雨の日に買い物の後、車から家に入るときを想像しましょう。駐車場から玄関までが遠いと濡れてしまいます。また、荷物が多いときに何度も往復するのは大変ですよね。
玄関は駐車場から近い位置に作ると便利です。
- どの方角の道路に接しているか
玄関は出入りのしやすい位置に作ることが鉄則です。角地なら、色々な場所に作ることができます。
南道路なら家の南に作ることが多いでしょう。しかし、リビングの位置とも兼ね合いも重要です。南にリビングを広く取りたいのであれば、西や東に作ることもあります。
- 道路からの視線に注意する
玄関は家の顔とも言える場所。自然と道路から視線がいきます。通行人と目が合うときまずいですよね。
それに、玄関に散らばった靴を見られるのも気まずいものです。玄関の前に植木や何か目隠しができるものを置けるスペースがあるか確認することも大事です。
うちは門柱を玄関の斜め前に作る、植栽をすることで視線を遮るようにしました。
では、注文住宅の玄関の広さを決めるときの注意点はどのようなものがあるでしょうか。
注文住宅の玄関の広さを決める時の注意点
- 家全体のバランスを考える
玄関を広く取りすぎて、リビングやダイニングや狭くなっては考えもの。家全体の間取りとトータルで考えましょう。
- 玄関の外(ポーチ)の広さも考える
玄関ポーチとは、玄関先の庇(ひさし)の下の部分です。玄関の中だけでなく、玄関ポーチの広さも考えましょう。
うちは玄関ポーチの間口は2.7mとりました。これだけあれば、三輪車くらいおけます。また、傘を折りたたみする際も余裕です。
そして、重要なのが、子供の土を払う場所。幼児は靴やポケットに土を蓄えて帰ってきます。
玄関の中ではなく、玄関の外で庭に向かって土を払う場所が必要です。
- 今後の家族構成を考える
今は夫婦2人でも、将来子どもができればどんどんものは増えます。靴の量も何倍にも。長靴、草履、ブーツ、ビーチサンダル。
今後家族は増える予定があるのなら、玄関の収納は大目にとっておきましょう。
また、子供の靴はみるみる間に場所をとってきます。
歩き始めは12㎝で可愛かったうちの子も。今では19㎝。大人1足分のところに3足ほど収納できていたのに、今は不可能です。
まとめ
- 注文住宅の玄関の広さは一般的には1.5坪。人の出入りが多いなら2坪
- 玄関が狭い場合の対処法は、明るい色目にする、鏡を置く、土間を斜めにする
- 玄関の位置のポイントは、道路の方角、道路からの視線、駐車場位置
- 広さを決める時の注意点は家全体のバランス、玄関ポーチ、将来の家族構成を考える
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