- 注文住宅のパントリーはいらなかった理由
- 注文住宅のパントリーでの失敗談
- パントリーがいらない人、必要な人
- 注文住宅のパントリーを失敗しないためのコツ
をまとめました。
注文住宅のパントリーはいらなかった理由
- パントリーが遠くて出したり入れたりが面倒だから
例えば、水など重たいものを運ぶのに、玄関からパントリーが遠いと大変ですよね。
パントリーの間取りが悪いと、出し入れが面倒で使わなくなり後悔します。
家事動線を考えた間取りにすることが大事です。
- 出し入れがしにくいから
パントリーの出し入れがしにくいのは、棚の奥行きが深すぎるからです。
奥のものが取りづらいパントリーは、いらなかったと後悔することも。
- サイズが合わず入れたいものが入らないから
- 高さが足りない
- 奥行きが足りない
- 広さが足りない
など、入れたいものが入らないと意味がありませんよね。
入れる物の大きさで、パントリーのサイズを決めることが重要です。
- ストック品の管理ができないから
パントリーの中身の管理ができないと、困ったことが起こります。
- 買ったことを忘れて無駄な買い物をしてしまう
- 期限切れになる
上手く管理しないと、パントリーがあることによって、余計な出費が増えることに。
管理が苦手な人は、パントリーの扉は無しにしたり、棚の奥行きを浅くするなど、物が見えやすくなる工夫が必要かもしれません。
- パントリー以外のスペースにすればよかった
パントリーよりも作業スペースにしたらよかったなど、パントリー以外のスペースの方が重要だったという声もあります。
家全体の間取りのバランスも大事ですよね。
注文住宅のパントリーでの失敗談
- サイズで失敗
パントリーが小さいなど、サイズの失敗はよくあることです。
例えば、パントリーが小さいと買い置きの収納で苦労します。まとめ買いや備蓄の量が多い人は、パントリーのサイズは大きめがおすすめ。
どのぐらいの広さが必要か、収納する物の量を書きだしてみましょう。
備蓄が多くなりそうなら、半畳サイズの小さいパントリーだと後悔するかも。
- 棚の高さや奥行きが使いづらかった
奥行きが深すぎると、出し入れがしにくい場合があります。よく使うものを置く場合は、奥行きが深すぎないか要チェックです。
パントリー棚の奥行が深いので棚板カットして浅くしたいけどまだ築浅なので手を加える勇気がない〜😭でも浅くした方が使い勝手がいい…30〜35cmの奥行き収納多いやん?うち45cmもあって使いにくい、、早々に使い勝手良くした方がいいような気もするけど踏み切れない
— やむちゃ (@yamchannel) March 30, 2023
棚の奥行きが45cmあると、使いにくいと後悔することも。電子レンジなど大きなものを置かないなら、奥行きは30~35cmくらいでもいいようです。
- コンセントを付けていなかった
計画を途中で変更したものの、コンセントが無かったという後悔も。
パントリー内に家電を置きたい人は、コンセントも必要です。
家電を置きたい場所(コンセントの高さ)や、家電の種類(必要アンペア)など事前に確認しておきましょう。
- 扉の形状で失敗
見落としがちなのが、扉の存在です。物を出し入れする時や歩く時に扉が邪魔になることって結構あるんです。
コンパクトに使い勝手の家がよいですよね!動線をすごく考えました!あと私が失敗した話は、パントリーの扉を折りたたみのクローゼットみたいな扉にしたんですが、両端奥が物の出し入れが不便です…(笑)
— Kana #7 (@pearl0615) December 9, 2018
扉を折れ戸にすると、扉の厚みが邪魔をして端の物の出し入れが不便になることも。
開けた扉が邪魔にならないか、扉の形状もチェックしましょう。
- 湿気がたまる
パントリーは、食品を置いたり作業をすることもあります。湿気がこもって暑すぎるなんて後悔することも。
湿気を放っておくと、カビの原因にもなってしまいます。
湿気や暑さ対策には、例えば換気扇や窓の設置も検討してみましょう。
注文住宅のパントリーがいらない人
- 家族が少なくて、ストックする物が少ない人
家族の人数が少なく、ストックする物が少ない人ならパントリーは無くていいですよね。
物が増える予定が無いなら、他のスペースにした方が満足度が上がるかもしれません。
- 食品やストックの管理が苦手な人
収納品の数や期限の把握が苦手な人は、パントリーがあることでかえって無駄が出る可能性があります。
パントリー収納をするよりも、物を増やさない工夫や、見やすい収納にした方がいいかもしれません。
- スペースに余裕がない人
パントリーを作ったものの、キッチンや他のスペースが狭くなり、使い勝手が悪くなっては本末転倒です。
全体のバランスを考えることが大事なんですね。
注文住宅のパントリーが必要な人
- 家族が多くて食器や日用品のストックが多い人
大家族の注文住宅では、キッチン横にパントリーを作る相談は必須ですよ。
なぜならば、家族が多いと食器や食事のストックの量も増えるから。
キッチンのすぐ近くに収納スペースがあると、行ったり来たりや探す手間が減って、毎日の食事の準備が楽になります。
- 週末に買い出しをしてまとめ買いをする人
まとめ買いをする人にとっても、パントリーはとても便利です。
特売や安売りで、いつもより多く買っても収納場所に困りません。
まとめ買いする量はどれくらいなのかを考えて、パントリーに必要な広さは早めに相談しましょう。
- 来客が多い人・生活感を出したくない人
来客に散らかっているところを見られたくない人や、生活感丸見えなのが嫌な人もパントリーは必須と言っていいでしょう。
急な来客や、片付けが苦手な人でも、とりあえずパントリーに隠してしまえばきれいに見せることができますよね。
空間をスッキリきれいに見せるには、扉付きや、リビングから中が見えにくい間取りのパントリーが有効です。
注文住宅のパントリーを失敗しないためのコツ
生活に必要かどうかを考える
生活する中で、パントリーは必要ですか?
- 物が少ない人
- 来客や家族が少ない人
- 物の数や期限の管理が苦手な人
- スペースがない(狭い)人
などは、そもそもパントリーは不要なことも。
キッチン台付属の収納スペースや吊り戸棚など、パントリー以外の方法で十分管理できる場合もあります。
あなたの生活にパントリーが必要かどうか、将来のことも含めて考えてみるといいかもしれませんね。
どこに作るかを考える
パントリーが遠いと感じると、あとから使わなくなってしまいます。
- 玄関とキッチンの間
- キッチンの勝手口近く など
重い荷物を運ぶことを想定して、家事動線からパントリーの間取りを考えるのがコツです。
収納パターンを考える
パントリーは大きく分けて3つのタイプがあります。
- オープンタイプ:大きなものも出し入れしやすい、間取り次第では丸見えに
- 壁面収納:キッチン背面の壁など設置スペースを抑えられる、大きいものには不向き
- 扉付き個室タイプ:生活感が出にくい、扉の開け閉めをする手間が発生
パントリーはどんな目的で使いますか?使い方を想像して、自分に合うタイプのものを選びましょう。
棚の奥行きや高さを考える
パントリーの棚の奥行きや高さの失敗はよくある失敗です。
奥行きは深すぎませんか?可動式の棚で高さは変更できますか?
収納する物を書き出して、どこに何を置くかを決めてから、サイズを決めましょう。
出し入れしやすい広さかどうかを考える
出し入れしやすいかどうかは、棚の広さだけではありません。
- 通路の広さも確保しているか
- 扉が邪魔になっていないか など
見落としがちなポイントです。
扉付きの場合は、開けた時に扉の幅や厚みが、出し入れや歩く時の邪魔になっていないかをチェックすると良いですよ。
設備は何が必要かを考える
パントリーに必要な設備のつけ忘れが無いか確認しましょう。
換気扇、窓、クーラー、コンセント、照明など。
物を置くだけなのか、パソコン作業なんかもしたいのか?など、パントリーでどんなことをしたいのかを考えて、必要な設備を決めましょう。
プロに相談する
やはりプロに相談するのが一番です。
早めに注文住宅のプロへ疑問や不安を相談してみましょう。
相談するときは、パントリーに置きたい物の数やサイズを書き出しておくと、話がスムーズにできますよ。
まとめ
- 注文住宅のパントリーはいらなかった理由は、サイズや場所を失敗して使いづらくなっているから
- パントリーが必要なのは、物が多くてスッキリ収納したい人
- パントリーがいらないのは、物が少ない人やストックの管理ができない人
- パントリーを失敗しないコツは、作る目的や収納する物を明確にして目的に合ったパントリーをプロに相談して選ぶこと
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