- 注文住宅で離婚につながる原因
- 建設中に離婚するデメリット
- 新築を購入後に離婚するデメリット
- 注文住宅が原因の離婚率を下げるためのコツ
をまとめました。
注文住宅で離婚につながる原因
夫婦の価値観の違いが見えてしまう
注文住宅を建てるときには、夫婦で話し合うことがたくさんあります。
どの建築業者に頼む?
予算は?
間取りは?
外装は?
内装は?
どうしても、夫婦で意見が合わないことがあるでしょう。
また、マイホームに対する温度差も違うと、揉めてしまいます。相手の嫌なところが見えてしまって、離婚につながる可能性があります。
義両親からの口出し
注文住宅を建てるとき、義両親がからんで、揉めることがあります。特に、注文住宅は土地探しから始めます。もし、義両親が同居や近居を望んでいる場合、せっかく決めた土地に文句が出ることも。
他にも、間取り等にも細かく口を出してきて、不満が溜まることがあります。
実際に私も、うちの親が間取りに細かく口を出してきて、夫婦仲が険悪になったことがあります。実際に住むのは子世帯なので、聞き流すことも必要でした。
支払いで揉める
共働きの場合など、家を建てるときに、初めて互いの給与や貯金が分かることもあります。
どちらか一方が思った程、貯金をしていなかった
予定していた住宅ローンの審査に通らない
等、結婚後 初めての大きな買い物では、お金で揉めることはよくあります。
では、実際に離婚に発展しまったら…。どんなデメリットがあるのでしょうか。
建設中に離婚するデメリット
離婚を理由に建築は止められない
夫婦で住むはずだった、新築の注文住宅。もし、建築中に離婚が決まってしまった場合、もう家は要りません。できれば、家の建築は止めてもらいたいですよね。
でも、「離婚」という私的な理由で建築を止めることはできません。
建築途中でキャンセルすると、高額な違約金が発生
もし、建築を取りやめることが可能だとしても、高額な違約金が発生する可能性があります。
注文住宅の契約後、住宅会社は建築図面の作成や建築資材の発注、工事と進みます。契約直後で準備が進んでいなければ、手付金を放棄するだけ。
建築途中でキャンセルする場合は、違約金の請求だけではありません。途中まで建築した建物の解体や処理にかかる費用も請求されるでしょう。
住宅ローンが組めない
注文住宅を建築するときは、数千万円という大きな買い物です。多くの方が現金一括ではなく、住宅ローンを組むでしょう。
住宅ローンを組む時に夫婦のうちどちらかの収入だけでは、足りずペアローンを組むこともあるでしょう。建設中に離婚してしまうと、ローンが組めなくなってしまう恐れがあります。
では、注文住宅を購入後に離婚するデメリットはどんなものがあるでしょうか。
新築を購入後に離婚するデメリット
名義の問題
注文住宅後の購入後の離婚で確認しておきたいのが、名義です。基本的に住宅ローンの名義者が不動産の所有者となります。
でも、共有名義になっていれば、どちらの名義にするのか話し合う必要があります。共同名義のままにしていると、離婚後も双方に支払う義務が発生。これでは、住まない方が損をしますよね。
住宅ローンを返済できない
住宅ローンを組んだ金融機関が名義変更を認めてくれれば、問題ありません。
しかし、単独にするのを認められないこともあります。2人で支払うローンを、単独になると返済できないリスクが高まるからです。最悪、住宅を手放すことにもなります。
築浅でも中古扱いになり、価値が下がる
新築住宅はたとえ築年数が短くても、1度人が住むと中古物件となります。不動産業界では、新築の価値は住んだ瞬間に10%落ちると言われています。
また、住んでいなくても竣工から1年を経過すると、「新築」として売ることはできません。
「新築」と「中古」では大きく価値が違う為、離婚して売却となったときに予想外に低い金額になってしまいます。
では、注文住宅が原因の離婚を防ぐコツは何でしょうか。
注文住宅が原因の離婚率を下げるための3つのコツ
意見のすり合わせをうまくする
注文住宅を建てようと決めたときから、実際のハウスメーカーとの協議に入る前に意見のすり合わせをしておきましょう。
- 建てる場所は?
- コンセプトは?
- 予算は?
- 間取りの希望は?
後で、揉めることのないように、お互いの希望を先にまとめておきましょう。そして、住宅会社とは現実的な話でできるようにしておきましょう。
義両親への根回し
義両親が口出しをしてくる前に、些細なことでも報告しておきましょう。
- 建てる場所
- ハウスメーカー
- 間取り
- 名義
- 支払い
をどうするのか。夫婦2人だけも問題ではないということを常に頭において、先回りしておくことがコツです。また、なるべく、義両親への対応は夫(妻)に任せておきましょう。
お金の話しは事前に
注文住宅の建築で一番揉めるのはお金の話です。建てる前に、
- 貯金は幾らあるのか
- 収入は幾らか
を明らかにしておきましょう。そして、今後のライフイベント(いつ出産するのか等)の計画についても、同時に話しておきましょう。
共働き前提でも、計画が狂うことはよくあります。1人だけの収入になっても大丈夫なのか、事前にシュミレーションしておきましょう。
私も、建築途中は共働きだったのですが、入居後に子育てを理由に専業主婦となりました。もし、共働き前提で高額ローンを組んでいれば、今頃困っていたでしょう。
しかし、夫の名義だけで無理のない範囲でローンを組んでいたため、片働きになっても、特に生活に困ることはありませんでした。
まとめ
- 注文住宅で離婚につながる原因は、夫婦の価値観の違い、義両親の口出し、支払い
- 建設中に離婚するデメリットは、建築を途中で止められない、止めると高額な違約金、住宅ローンを組めない恐れあり
- 購入後に離婚するデメリットは、名義の問題がある、住宅ローンが返済できない、売却時に価値が下がる
- 注文住宅が原因の離婚率を下げるためのコツは、意見のすり合わせ、義両親への根回し、お金の話は事前にすること
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