- 注文住宅の造作家具の費用はどのくらいが目安か
- 注文住宅の造作家具の費用で失敗した例
- 注文住宅の造作家具の費用で損をしないためのコツ
- 造作家具を考えてる人へ節約アイデア
をまとめました。
注文住宅の造作家具の費用はどのくらいが目安?
本棚の価格目安
- 壁一面の本棚は約20万円~
読書好きの人にとって、図書館のような壁一面の本棚は憧れではないでしょうか。既製品でも大きな本棚はありますが、壁に固定されていない分、耐震面などで不安が残ります。
造作の本棚であれば、壁と天井に沿ったサイズで作ってくれるので、万が一地震の時でも本棚が倒れてくる心配がありません。
大きな本棚は20万円ほどの価格となっています。我が家は寝室に本が置けるように、可動式で棚を作ってもらいましたが、費用は約2万円。サイズによって大きく費用が異なってきますね。
キッチンカウンターの価格目安
- 約8万円~
キッチンの腰壁部分にカウンターを作り、キッチンを囲みながら食事や作業を行えるキッチンカウンター。造作家具の中でも人気な物の1つです。
キッチンカウンターの造作費用は約8万円となっています。食材や出来上がった食事の一時置き場所にも、カウンターがあれば便利ですね。
キッチン背面収納の価格目安
- 約30万円~
キッチン背面収納を造作する人も多いですね。ネットやSNSにも工夫を凝らした背面収納が、多数紹介されています。
我が家はシステムキッチンと同じメーカーで収納を作りましたが、25万円ほど。造作の30万円とあまり変わらない印象です。
ただ、引き出しを付けると工事費用が上がるため、オープン収納として見せる収納をして工夫をしている人が多いようです。
キッチンカウンターとダイニングテーブルを一体化の価格目安
- 約150万円
キッチンカウンターとダイニングテーブルを繋げることで、食事の配膳がしやすく、テーブル部分も作業台として使用できるメリットがあります。
一体感があってすっきりとし、見た目もオシャレ。費用は割と高めで、約150万円ほどです。
パントリーの価格目安
- 約15万円~
キッチン用品やストック品の保管場所となるパントリー。見えない位置に設置することで、空き缶やペットボトルなど、一時的に溜まっていくゴミも置いておけます。
畳一枚分のスペースに棚を作ったパントリーは、約15万円。一度にまとめ買いをして置いておく習慣の人は、パントリーがあると便利ですよ。
スタディーコーナーの価格目安
- 約3万円~
新築の際、リビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設けるのが、最近の主流になっています。子どもが小さいときの学習時にはもちろん、大人がパソコン作業をするときにも役立ちます。
- 1人が座れるスペースであれば約3万円
- 数人座れるサイズだと5万円~10万円
と費用が変わってきます。十分な設置場所が取れそうであれば、考えてみていい造作家具かもしれません。
間接照明の価格目安
- 約1万円~
部屋の雰囲気を変えてくれる照明ですが、一部を間接照明にすると明るさが調光できて便利です。間接照明は壁や天井に光が反射し、暖かみがあり、とても綺麗に見えます。
我が家はリビングと寝室に設置しました。リビングが1万3,000円、寝室が1万円と、他の造作家具よりも手が出しやすい費用でした。
洗面台の価格目安
- ダブルシンクにすると約30万円~
既成の洗面台では味気ないと感じる人がこだわる洗面台。シンクを2つ用意したり、タイルを張ったり、実用的かつオシャレに作れるのが魅力です。
家族の人数が多かったり、女性が多い家ではダブルシンクが混雑解消に役立ちます。費用はおよそ30万円です。タイルを貼る費用は約5万円~が多いようですね。
注文住宅の造作家具の費用で失敗した例
キッチン背面収納のドアが使いにくい
キッチン背面収納を造作し、部屋の雰囲気にはマッチしているものの、使い勝手があまり良くありません。引き出しを付けると費用が上がると聞いて、収納部分は全部開き戸タイプにしました。
でも、箸やスプーンなど、引き出しに収納した方が便利なものがあることに気が付きました。家を建てる前には費用の面を気にしていましたが、ずっと使うものなので、使いやすい仕様にしておけばよかったと思います。
似たような既製品の家具が安かった
テレビボードを造作で作ってもらいましたが、費用が10万円ほどでした。でも、同じような作りのテレビボードが2万円で売っているのを、家具屋さんで発見してしまったんです!
作ってもらったテレビボードは気に入っていますが、差額の8万円があれば他に費用をかけられたと後悔しています。造作家具を頼む前に、家具屋を一通りチェックしておくべきでした。
スタディーコーナーを使わなかった
リビングの一角にスタディーコーナーとしてカウンターを作りましたが、ほとんど活用していません。子どもがリビング学習だと集中できないようで、結局リビングから離れた部屋に机を購入しました。リビングで学習しているときは、テレビも見れないので大人も気を遣っていました。
使わなくなったカウンター代、追加で購入した机代が余分にかかってしまいました。
注文住宅の造作家具の費用で損をしないためのコツ
適正価格か比較をしてみよう
造作家具ならではの問題かもしれませんが、作ってほしい家具の見積もりが適正価格かわからない場合があります。
造作家具は既成の家具よりも費用が高くなることが多いですが、出された見積もりが明らかに高すぎると感じた時は、他の会社に相談してみましょう。
造作家具専門の業者もあるので、ハウスメーカーと比較して適正価格なのか、検討してみてください。
見積もり段階で造作家具を作りたい旨を伝える
大型の造作家具や水回りを造作したい場合は、予め営業さんに伝えておきましょう。始めから伝えておくことで、造作家具を盛り込んだ見積もりプランを立ててくれます。
費用に限りがある場合は、伝えておくことで後から価格が跳ね上がることを防げますし、似たような家具を家具屋で見つけた場合は、費用がかからない方に切り替えることもできます。
造作家具込みの見積もりを作ってもらうことで、
「こっちの方がよかった…」
「あっちの方が安い…」
と後悔することを防げます。
大工さんに直接頼んでみる
着工して家が出来上がっていく様子を見ながら、
「ここに棚があったら便利かも」
と思うことがあるかもしれません。追加できる場所でしたら大工さんが作ってくれます。
我が家の大工さんは「気が付いたことがあったら言ってください」と、余った木材で簡単な棚などを作ってくれました。営業さんを通すとそれなりの費用がかかったと思いますが、余った木材で大工さんのご厚意なので無料。直接大工さんに尋ねてみるとOKしてくれることがあるかもしれません。
注文住宅の造作家具を考えてる人へ節約アイデア
可動棚を自分で取りつけてみよう
自由に高さを変えられる棚のことを可動棚と呼びますが、素人でも簡単に取り付けられるのでDIYをおすすめしたい収納アイテムです。
私は階段下収納スペースに棚の工事を頼んでおらず、実際に住んでみて棚がない不便さに気が付きました。家具屋さんを巡るもののちょうどいいサイズ感のものがなかったため、自分で可動棚を取り付けてみることに。
取り付けは意外にも簡単で、素人ですが30分ほどで終わりました。他の部屋に造作で作ってもらっていた可動棚が2万円でしたが、サイズも大きく棚板数も多い手作り可動棚の材料費は7,000円。1万3,000円節約になりました。
まとめ
- 注文住宅の造作家具の費用の目安は、壁一面の大きさの本棚は約20万円、キッチンカウンターは約8万円~と作る物やサイズ、素材によって価格が変わる
- 失敗した例は、キッチン背面の費用を節約して開き扉にしたら使いにくかった。収納のしやすさを考えて引き出し収納を付けるべきだった
- 注文住宅の造作家具の費用で損をしないためのコツは、適正価格が比較しにくいため、不安を感じたら他社と比較検討してみること
- 造作家具を考えてる人へ節約アイデアは、可動棚は取り付けやすく材料費も造作で頼むより安い
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