- 注文住宅の要望書の例
- 注文住宅の要望の一覧
- 要望書を作成する時の注意点
- 要望書をつたえる時のポイント
をまとめました。
注文住宅の要望書に記載すべき内容
家族構成について
- どんな家にしたいかをイメージするには、まずは家族構成の内容を記載
- 現在の家族の年齢
- 子供は何人ほしいのか
- 親と同居する予定はあるか
- 子供が独立した後は、どのように暮らしたいのか
によって、間取りや必要な設備も変わってきます。
生活パターンについて
- 現在と将来予想できる生活パターンで、具体的な要望が伝わる
家族といっても、その生活リズムは一人一人違いますよね。
- 起きる時間、寝る時間
- 仕事や学校に行っている時間
- 習いごと
- 家での過ごし方
- 食事の時間
など、現在の生活について一度チェックしてみましょう。
「共働きで家にいる時間が短いから、効率よく家事ができるようにしたい」
「将来は子供がもう一人ほしいから、子供部屋にできる予備の部屋を作っておきたい」
「子供が習いごとをするから、その用具をしまえる収納がほしい」
と、家への要望が見えてくるでしょう。
具体的に思いつかなかったとしても、大丈夫。
「生活パターンが変わったときのために、なにか対策をしたい」
と伝えるだけでも、担当者はきっと汲み取ってくれますよ。
今の家の良い点や悪い点について
- 良い点や悪い点から、新居への要望をまとめる
いまの家に対する、良い点や不満点があるなら、書き出してみましょう。
「リビングと和室がとなりあっていて、子供が遊ぶスペースがある」
「寝室の風とおしがよく、夏でも夜はエアコンがいらない」
など、新居にも取り入れたい要望を、見つけやすくなります。
また、いま現在暮らしていて、
- キッチンに立つと、リビングにいる子供のようすがわからない
- 脱衣所がせまくて、お風呂あがりに混雑する
- 収納は少なくて、物があふれている
など、不満に感じている点を、見直してみてください。
いまの家で感じる不満がなくなれば、新しい家への満足度がアップしますよ。
注文住宅の要望例の一覧
家族が集まる家
家族が自然と集まる家にしたいなら、
- リビングを通って2階に行く間取り
- 料理をしながらでもみんなの様子がわかる、対面型のキッチン
- リビングで勉強できるスタディコーナー
- 2階の気配がわかる吹き抜け
などの要望例を参考にしましょう。
趣味を楽しめる家
アウトドア好き、楽器を弾く、ミシンをよく使うなど、趣味のための間取りなら、要望例として
- バーベキューができるウッドデッキや屋上
- アウトドアグッズをしまえる収納
- 家庭菜園ができる庭
- ピアノを置くスペースの床を補強防音室
- ミシンや裁縫に集中できる家事室
などがあります。
歳をとっても住みやすい家
高齢になると、階段の上り下りが大変になりますよね。
身体が車いすになっても、不便を感じにくい間取りにしたいのなら、
- 1階にLDKや寝室をまとめて、2階に行かなくても生活ができる間取り
- 段差のない、バリアフリー
- 車いすで生活できるように、広い出入口や通路
- 玄関やトイレ、お風呂に手すり
- 玄関にスロープ
などの要望例を参考にしましょう。
ペットと過ごしたい
犬や猫など、ペットを中心とした生活をしたいなら
- ペットにやさしい、傷つきにくい床材
- 壁紙でガリガリされないような、腰壁
- 猫が自由に遊べる、キャットウォーク
- 足を洗える外水栓
- 外が見える、のぞき見窓
などがあります。
手入れが楽な家
掃除は苦手、メンテナンスは楽に、というなら
- 雨や汚れがつきにくい屋根や外壁、ベランダ
- 塗り直しがいらない、外壁のコーティング
- 汚れが拭きとりやすい壁紙
- 見せる収納よりも、かくす収納
- お掃除ロボットが稼働しやすい、段差のないフラットな間取り
を取り入れることをおすすめします。
要望書を作成する時の注意点
家族みんなが、それぞれ要望を書き出す
家族一人一人によっても、理想の家はちがうもの。
家を建ててから、
「想像と違う家なんだけど」
と不満や後悔が出てはこまりますね。
家族全員がそれぞれ、自分の言葉で要望を書き出しましょう。
あわせて要望の優先順位もつけておきます。要望書を作るときに、家族全員の要望をつたえやすくなりますよ。
- 情報収集をしっかり行い、気づいたことはすぐにメモ
担当者まかせにはせず、自分たちでも積極的に情報収集をするようにしましょう。
- 各ハウスメーカーのモデルルームを訪問する
- インターネットで調べる
- SNSで家について発信している人の情報を参考にする
- 身近で家を建てた人に、話を聞く
など、あらゆる方面から、家についての情報を得ることができます。中には、担当者も知らない情報があるかもしれません。
自分たちでも積極的に調べることで、担当者にも家づくりへの「本気度」が伝わります。それにより、担当者と自分たちの信頼関係が深まりますよ。
また調べた情報は、つねにメモしておきましょう。せっかく調べたり、思いついたりした情報をつたえ忘れてしまっては、もったいないですね。
- とりあえず、予算はあまり気にしない
家への要望をあれもこれも取り入れようとすると、そのぶん費用がかさみます。でも予算を気にして、最初から要望をつたえもしないと、その要望は永遠にかなわないですよね。
もしかしたら、予算内にうまく収まるかもしれません。まずは予算を気にしないで、要望をすべて要望書に盛り込んでみてください。
その要望で見積もりが出てから、はじめて
- 優先順位にそって要望の設備をけずってみたり
- 安く済ませられる方法を考えてみたり
して、予算内に収まるようにしていきます。そのほうが、もし要望が通らなかったとしても、納得して受け入れることができますよ。
要望書を伝える時のポイント
写真や画像を活用する
要望をイメージ通りに伝えるには、
- 雑誌の切り抜き写真
- インターネット上の画像
- 手描きのイラスト
などを活用しましょう。
言葉と文だけでつたえるよりも、グッとイメージが伝わりやすくなります。
気をつけたいのは、素敵なイメージにとらわれすぎて、「あれもこれも」と目移りしてしまうこと。インターネット上には、家についての素敵な画像が本当に多いですよね。
あこがれる気持ちが、どんどんふくらんでしまいます。しかし、全部を参考にしていては、キリがありません。
まずは、自分の言葉で要望をまとめてから、画像を参考にすることをおすすめします。
できるだけ具体的につたえる
「リビングは広くしたい」
「十分な量の収納がほしい」
「ベランダで布団を干したい」
だけでは、担当者には伝わりません。
「広い」といっても、その感じ方は人によってちがうからです。
「家には、これだけ収納したいものがあって、全部まとめてしまえる納戸がほしい」
「シングル布団を一度に〇枚干したい。子供が増えたら子供布団も増えそう」
などと、できるだけ詳しくつたえます。
担当者もイメージしやすくなるからです。今の家の広さや、それに対して感じていることもつたえると、よりわかりやすくなりますよ。
手書きよりもパソコンを使ったほうが、要望書がきれいにまとめられる
変更点や追加点にも、対応しやすくなります。画像も切ってノリで貼るより、添付したほうがスッキリします。
図書館で借りた本でも、スキャンすればOK。
また、複数のハウスメーカーに提出するのも、プリントアウトすればいいだけなので楽ですよ。
まとめ
- 注文住宅の要望書は、家族構成や生活パターン、いまの家の住み心地から、新居への要望をまとめる
- 新居はどんな家にしたいのか、要望書の例を参考にする
- 家族全員の要望をチェックし、情報収集をしっかり行う。まずは予算は気にしない
- イメージしやすいように写真や画像を活用し、要望は具体的につたえる。パソコンで要望書を作れば、まとめやすく見やすいのでおすすめ
安く家を建てる方法は?
安く家を建てるなら、まずプロに相談 [PR]タウンライフ家づくり
「土地はどこにする?」
「間取りや家の広さは?」
家の値段は、人によってそれぞれ全然違いますよね。
そのため、自分に合った見積もりが必要なんです。
「でも、比較することが多すぎて嫌になる!」
ってあなたへ。
希望を入力するだけで、タダであなたの家づくり計画書を作ってくれるんです。
しかも、600社の注文住宅会社から比較してくれます。
自分で調べていくには、限界があるので、プロに頼むと安心ですね。
たった3分で終わります
↓↓↓
スポンサーリンク