- 注文住宅の土地が見つからない理由は?
- 注文住宅の土地探しのかしこい選び方
- 土地がどうしても見つからない場合の対処法
- 注文住宅の土地探しで注意する点
をまとめました。
注文住宅の土地が見つからない理由は?
ネットだけで土地探しをしている
よい条件の土地は、インターネットでは一般に出回っていないことがよくあります。
- 不動産会社が直接お得意さんに紹介していたり
- マンションや分譲地のためにハウスメーカーに売っていたり
するからです。
仲介会社を介さず、不動産会社が直接売ったほうが、会社の利益が大きくなりますよね。
まずは、直接、自分たちで販売するのです。
また大きな区画は、マンションや大きな分譲地用にドーンとハウスメーカーに売って、一気にもうけるのです。
売れなかった残りが、一般向けにインターネットで出回ります。
インターネットで土地探しをしてみても、
「ピンとくるよい土地がいまいちないな」
と思うのは、そのせい。
また、土地の売り主の中には、インターネットへの掲載を希望しない人も。
不動産販売サイトなどに載っている土地情報は、出回っている分の半数以下であると言われています。
理想を求めすぎている
家づくりにも同じことがいえますが、100%希望通りの土地はまず見つからないといえます。
土地探しの相談をしていても、
「駅から遠いから、ちょっと…」
などと、不満点ばかりが気になっていませんか?
でもそれでは、本当はよいと思われる土地を、逃してしまうかもしれません。
- あれはダメ
- これはダメ
と却下ばかりしていたら、いつまでも決まりません。
注文住宅の土地探しのかしこい選び方
希望するエリアを実際に見てみる
希望のエリアがあるのなら、実際にそこを見て回ってみましょう。
ネットにも載っていなかった場所に、「売地」と看板が立っていることが。
また、看板すら立っていない空き地があったりします。
もしかしたら、これから売地になる予定の土地かもしれません。
見つけたら、看板にある不動産会社や、ハウスメーカーに連絡して、管理者を調べてもらうといいですよ
折り込みチラシをチェックする
条件のよい土地は、インターネットに載せなくても、チラシだけで宣伝になります。
チラシなら、仲介手数料がかからず、利益があがります。
そのため、ネットより掘り出し案件も多くなりやすいんですね。。
土日には、ぜひ折り込みチラシをチェックしてください。
自治体の保留地をチェックする
「保留地って何?」
土地区画整理組合が売り出す土地のこと。
土地区画整理では、
- 複数の地主さんが持つ、形が悪くて使いにくい土地をあわせて整理して、もとの地主さんに渡す
- 整理の過程で少しずつ土地をわけてもらい、道路や公園などに充てる
- 整備されるので、土地の面積は減っても価値としては高くなる
のです。
新しく生まれた半端な土地が、保留地です。
保留地にはメリットがあり、
- 相場よりも安い
- 不動産会社への仲介手数料が不要
- 土地として扱いやすく、まわりの環境もよい
と、好条件の土地なんです。
条件がよい分、希望者も多く抽選になることもしばしば。
運よく抽選に当たったら、ラッキーですね。
建物とセットでハウスメーカーに相談する
ハウスメーカーに土地探しをお願いすると、希望する土地に出会いやすくなるといえます。
よいよい家づくりのためには、土地と建物本体をセットにして、計画を立てていかなければなりません。
- 土地と建物本体、それぞれの価格のバランス
- 土地の形、道路の位置と間取り
などを考慮しながら、ハウスメーカーは家づくりを進めてくれます。
不動産会社は土地を売るだけなので、その先の家づくりに関しては、無関心な担当者がいるのも事実。
ハウスメーカーには、不動産業者専門の土地情報システムがあります。
また、不動産会社と連携して、まだ世の中に出回る前の情報を持っていることもあります。
土地がどうしても見つからない場合の対処法
- 希望に優先順位をつけて妥協する
希望に沿う土地が見つからなかったら、
- 希望条件を見つめなおして
- 優先順位をつけて
みましょう。
ハウスメーカーとも相談しながら
- 駐車場がほしいから、最低限の広さはゆずれない
- 日当たりは、家の間取りでどうにかしよう
と考え直して、妥協できる点、できない点を明確にしてください。
見逃していた条件よい土地が、見つかるかもしれませんよ。
- 希望通り100点満点の土地は、まず見つからない
- 70点くらいでも十分
と考え、カバーできるところは家の間取りを工夫してみましょう。
重要なのは、優先順位1位、できれば2位までの条件は、なるべく絶対に叶えるということ。
70点の土地でも、家づくりの工夫で十分満足できるでしょう。
- エリアを広げる、変える
希望エリアだけでなく、
「近隣でも探してみたら、好条件の土地が見つかった」
って声も。
立地がいいなど人気のエリアは、たとえ割高だとしてもよく売れるもの。
自分がいいと思う土地は、ほかの人もいいと考えています。
- 駅から徒歩圏内
- 人気の学区
- 近くに大きな公園がある
などのエリアは魅力的に感じます。
でも、希望エリアから少し離れても、
- 価格がグッと下がった
- 希望エリアにはなかった施設が近くにある
- 駅前でないので、治安がいい
と考え直してみて、他のエリアにも目を向けると新しいメリットが見えてきます。
- 人気のない土地も検討してみる
一見、使い勝手が悪そうなで人気のない土地にも、目を向けてみてください。
- 旗竿地(隣家に囲まれた土地で、日当たりを確保しづらい)
- 傾斜地
は、人気がなくいくつか売れ残っていることがあります。
候補に入れれば、土地の選択肢が増えますよ。
家の間取りを工夫したりすれば、住み心地がよくなるかもしれません。
また、取り壊すことを前提にして、古い家が残っている土地を見てみるのもいいでしょう。
使い勝手が悪くて、なかなか買い手のつかない土地は、不動産会社もどうにか売りたいと考えているもの。
交渉すれば、かなりの値引きに成功するかも。
注文住宅の土地探しで注意する点
期限を決めておく
土地探しはいつまでに終えるか、ある程度の期限を決めておくことも必要です。
土地との出会いは、運でもあります。
いつ、どんなタイミングでよい土地に出会うのかは、わかりませんよね。
いくら不動産会社がよいと思う条件の土地を提案しても、期限がなければ、決断しにくくなります。
「まだほかにも何かよい土地が見つかるかもしれないな。もっと待ってみようかな。」
と、いつまでも決められなくなってしまうかもしれません。
いつまでも決断できずにダラダラ過ぎていくと、不動産会社やハウスメーカー側も、真剣に取りあってくれなくなる可能性がでてきます。
いざとなったら決断する
条件のよい土地は、他の人もよいと思っています。
せっかく紹介されたのに、購入を迷っていたため、すでに契約されてしまったということも起こるかもしれません。
土地探しのときには、契約するかどうか、急に決断を迫られることもあります。
すばやく判断できるようにしておきましょう。
そのためには、やはり優先順位を明確にしておいて、契約するかどうかを判断しやすくしておくことが重要です。
土地探しにかける期間は人それぞれ。
1か月でサクッと決まる人もいれば、なかには2年以上かかる人も。
その差の1つが、決断力であるといえます。
まとめ
- 注文住宅の土地探しは、100%理想にかなう土地はないと心得る
- ハウスメーカーによっては、ネット以外のチラシや現地、自治体の情報などをチェック
- 希望条件に優先順位をつけ、妥協。他エリアや、人気のない物件にも目を向ける
- 土地探しは本気で、不動産会社やハウスメーカーにも真剣にさが伝わるように。
- いざというときの決断力も必要
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