- 注文住宅を建てようとしたきっかけ
- 私の注文住宅のこだわりポイント
- 大庭工務店を選んだ理由
- 注文住宅を建ててよかったこと
- 注文住宅を建てる中で苦労したこと
- 完成後、後悔したこと、こうしたら良かったと思うこと
- これから注文住宅を建てる人へアドバイス
私の注文住宅の情報
- シンプルに暮らすストレスフリーな家
注文住宅の詳細 | |
---|---|
メーカー名 | 大庭工務店 |
費用 | 約2900万円 |
完成までの期間 | 約6ヶ月 |
建物坪数 | 30坪 |
構造 | 木造2階建て |
場所 | 大阪府 |
住む家族の構成 | 体験者(30代)・夫(30代) |
家を建てた時の年齢 | 32歳 |
注文住宅を建てようとしたきっかけ
- 土地を購入する必要がなかった
わたしたち夫婦の場合、家を建てようと思ったきっかけは【土地】でした。
もともと主人は”賃貸派”だったこともあり、持ち家は諦めていましたが、
- 主人の実家の隣の土地が空いていたことと
- 土地費用を支払う必要がなく予算をすべて建物にかけられる
上記の点から、建てようと決心をしました。
- 住宅ローンの返済で苦しまないことが分かった
よく住宅ローンの返済が毎月苦しく、家計を圧迫しているということを耳にします。
せっかく家を建てて幸せな生活を手に入れたはずなのに、住宅ローンで苦しむ…。
とても悲しい話ですよね。
わたしたちが決めた工務店ではライフプランシミュレーションをしっかり出していただけたので、いくらまでのローンであれば毎月貯金もでき、将来のお金の心配もなく暮らしていけるという目安が分かったことも注文住宅を建てようと思ったきっかけのひとつです。
- 自分達の夢を詰め込めるから
抽象的ではありますが、家づくりに対するこだわりが強かった私にはすごく大きな理由です。
まわりの友人達が結婚し家を建てていくなかで、いつか自分もこだわりの家を建てたい!という憧れがありました。
実際に家を見たり、SNSなどで情報収集をして“ここは真似したい”や“わたしならこうしたい”という気持ちが強くなっていき、自分たちのこだわった好きがつまった空間で仕事をする・料理をする・ゆっくり過ごすことを夢みていました。
お金の事ももちろん大事ですが、家を建てるということは夢を実現することなのかなと思います。
私の注文住宅のこだわりポイント
- いかに掃除を楽にするか
わたしたちは掃除や片付けが得意ではないので、どうすれば綺麗な状態を保つことができるかをポイントに考えました。
具体的な事例
- トイレに手洗いはつけない→ほこりが溜まりやすいかつ掃除がしづらい
- お風呂場の鏡・台は不要→鏡や台には水アカがたまりやすく掃除がしづらい
- 浴室乾燥機は不要→洗濯はドラム式で乾燥までするため不要
- コンロはIH一択(なおかつグリルは不要)→片付けが楽、グリルはほぼ使わない
- 引き戸の建具は天井釣り一択→レールにゴミを溜めたくない
上記の5点だけでも、実際に掃除が楽だと感じています。
- 変形地だからこそ部屋を広くみせたい
わたしたちの土地は変形地のため広いリビングがとれるのか不安がありましたが、工務店の方がうまく間取りを作成してくれたおかげで広いリビングを作ることができました。
間取り図の写真を見て分かるように、一番せまいところにお風呂を設置、家の中央に玄関を配置できたことによって一番広いところを全てリビングに。
変形地や狭小地でも間取り次第で部屋を広くみせることができ、希望していた広いリビングを手に入れることができたのでとても満足しています。
- 施主支給品や造作家具を取り入れた
家を建てるなら絶対に外せなかった施主支給とオーダー家具や造作。
わたしたちが取り入れたものを一部ご紹介します。
施主支給品
- 玄関ライト
- ポスト
- 表札
- タオルハンガー
- トイレットペーパーホルダー
- ペンダントライト類
- ウォールハンガー
そのほかに、洗面台は既製品ではなく造作に、カップボードもキッチンとセットではなく、家具屋さんでオーダーにして各所にこだわりを取り入れました。
施主支給品はすべて自分達で手配しなくてはいけないのでもちろん大変ではありますが、そのぶん自分たちらしさを出すためにはとても重要なこだわりですよね。
大庭工務店を選んだ理由
- 賃貸で住んでいたマンションから場所が近かった
大庭工務店を知ったきっかけは1枚の完成見学会のチラシです。近所に工務店があることは知ってはいましたが近場すぎたこともあり、あまり気にとめていませんでした。
なんとなく建設予定地の近くで工務店を探したほうがいいかと思っていましたが、当時住んでいた場所に近い工務店にしたことで、打合せや見学会に頻繁に行くことができ、安心感もありました。
相談しやすい&確認しやすい環境で打合せができたのはとても大きかったです。
- 工務店のお家の性能に対するこだわりに魅力を感じた
家づくりに関して、右も左も分からず、何を基準にメーカーを選べばいいのか分からなかったわたしたちに、家の基礎となる性能の大事さを教えてくれたのが大庭工務店でした。
その中で私たちが一番注目したのが【魔法瓶のような家】のキャッチコピー。
大庭工務店の家は断熱性・気密性が高く、冷暖房で快適な温度になったらOFFにしても魔法瓶のように部屋全体を「保温・保冷」してくれます。
そのおかげで快適に過ごせる+光熱費も節約できる点は長く暮らしていくために決め手となるひとつでした。
- いい意味で営業感を感じなかった
大庭工務店を選んだ一番のポイントは、いい意味で営業感を感じなかった点。
たくさんの見学会に足を運び、いろんなメーカーの方から家の紹介をしてもらいましたが、どうしても営業感を感じて引いてしまっていたわたしたち。
大庭工務店の見学会に参加し、家を建てるのに大事なのはお金でも間取りでも年齢でもなく、その人に合わせたライフスタイルや価値観・性能などであるということを教えもらい「こんなに営業感を感じなかったのは初めて!」と、夫婦共々同じ感想を言い合ったのを今でも覚えています。
その後も他のメーカーや工務店の見学会にもいくつか参加しましたが、どこに行っても大庭工務店と比べるようになり、他を見たことが最終的に決め手となりました。
注文住宅を建ててよかったこと
- 周りの生活音が気にならなくなった
マンション住まいの時は、どうしても上の階や隣の部屋からのドタバタと走り回る音や話し声が気になります…
また、自分達の生活音も他の部屋に迷惑をかけていないかなど気にして過ごしていたことにもストレスを感じていました。
注文住宅を建てたことで、足音や話し声を気にしなくてよくなったことはもちろん、気密性が高いおかげで防音効果も高く外からの音も入りずらいので、大きな音を気にすることがなくなりストレスフリーに過ごせています。
- 掃除が楽になった
こだわりポイントでもお話ししましたが、掃除が楽になったのはよかったこと上位に入ります。
自分たちのライフスタイルや必要なもの不要なものをピックアップしておき、必要最低限の機能のみにしたことが結果的にシンプルで掃除を楽にしてくれる家になりました。
- ワークスペースを作ることで夫婦で仕事がしやすくなった
在宅で仕事をすることが多い私たちにとっては必須のスペースでした。
以前は一人はダイニングテーブル、一人はリビングのローテーブルで仕事をしていたため、特に地べたに長時間座りながらの作業はとても苦痛で腰痛を起こすこともしばしば…
今は書斎などの需要も増えてきているようで、個室ではなくても1か所ワークスペースがある事で仕事も各段にはかどるようになりました!
注文住宅を建てる中で苦労したこと
間取り図のみで広さをイメージするのが難しい
変形地ということもあり、ある程度の間取りは決まっていましたが、狭小地のため下記のような問題点が…。
- リビングがどのくらいの広さになるのか
- 玄関はイメージ通りになるのか
- 廊下の幅は狭くないのか
- クローゼットは足りるのか
寸法は分かってはいても想像が難しく不安要素がたくさんありました。
当時住んでいた家のあらゆる箇所をメジャーで測りながらイメージを膨らませたり、似たような間取りの家の見学会に参加させてもらったりとアクティブに動き回っていた気がします。
決めるべきことがとても多い
「こんなに細かいことまで決めるの!?」と言ってしまいそうになるほど本当に決めることが多いです。
分かりやすい例を一つあげるとすると、壁紙です。
壁紙ひとつでも側面・天井などそれぞれ決めることができ、またそれが各部屋ごとになると更に決めることは増えていきます。
例えばアクセントで「グレーの壁紙を使いたい!」と思っていても、いくつもの色味があるのでたくさん見れば見るほど決めるのが難しくなっていくんです。
壁紙は部屋の雰囲気を左右するので慎重になりがちですが、時間をかけすぎると迷子になってしまうので、SNSなどで自分の好みの雰囲気や壁紙の型番をリサーチしておくと選択肢を絞りやすくなります。
また壁紙のサンプルを請求することもできましたが、小さく全体をイメージしづらいので実際にショールームへ行きイメージを膨らませることも重要でした。
専門用語がたくさん出てくるので事前知識がないと理解できない
例えば“1坪”や“1畳”と言われてパッと広さをイメージできませんでした。聞きなれた言葉でもなんとなく理解しているだけで、それが広いのか・狭いのかが分からず苦労をしました。
その他にも、住宅ローン控除・変動金利・固定金利・延床面積・耐震・制震など、聞いたことはあっても、なんとなくの知識しかないと話について行けない場合があるので、自分たちのためにもある程度の勉強は必要だと思います。
完成後、後悔したこと、こうしたら良かったと思うこと
外構を後回しにした
わたしたちは外構を別業者で頼もうと思っていたので工務店にはお願いしませんでした。
家が完成して住み始めてからゆっくりとりかかろうと考えていましたが、大きな間違いでした。
絶対にこの業者に頼みたい!こだわりがたくさんあるので専門業者にデザインをしてほしい!などでなければ、ハウスメーカーや工務店で同時に施工してもらうのがおすすめです。
わたしたちも後々、同時に外構工事もしてもらえばよかったな…と少し後悔しています。
カーテンレールの取付位置を事前に決めておかなかった
わたしはSNSを参考にして、窓を大きく部屋を広く見せたかったので、カーテンレールは天井付けにしようと考えていました。
ただ、工務店に伝えたのが遅かったため天井には下地が入っておらず、結果天井付けは諦め正面付けに…
カーテンレールは家が建ち、本当に最後の最後に取り付けるものなので案外盲点です。
わたしと同じようにカーテンレールの取付位置にこだわる方は早めの段階で工務店に伝え下地を入れてもらうことをおすすめします。
打合せで決めた品番などを自分でも控えておく
当たり前のことですが、クロス・建具・水栓・床など多くのものに品番があります。
わたしたちは洗面台を造作にしたのですが、お願いしていた品番と違っていました。
色味が似ていたこともあり、わたしたち自身も気づいた時は施主確認前ですでに手遅れに…
担当の方が打合せ時に議事録をとっていたこともあり、私が依頼した品番の記録が残っていたので、それが証拠となり品番が違うことがハッキリとしましたが、もしこの議事録がなければ何も証拠がなく、「モヤモヤした状態で新生活を始めないといけない…」なんてことに。
気持ちよく引き渡しの日を迎えるためにも自分達自身でも管理が必要だと感じました。
これから注文住宅を建てる人へアドバイス
YouTubeやブログ・SNSなどで情報収集をする
家づくりをするにあたり、自分達と同じような家族構成・年齢・年収などの方たちがどのくらいの予算で家を建てているのかということを調べました。
周りの友人や工務店の話はあくまで一般的な話ですが、自分達と生活スタイルが同じわけではありません。
一概に工務店の言うことが全て正しいとは限らないと感じました。
例えば家族構成・年収・土地・趣味はひとそれぞれなので、自分たちの生活スタイルに似ている人たちのSNSやYouTubeなどを見て情報を得ることで、より自分達にとって家づくりに何が必要なのかが明確になり、イメージもしやすくなりました。
今持っている家具家電の大きさに合わせすぎない
今使用しているものに合わせすぎず、家具家電ごとに平均的な大きさを調べてスペースに余裕を持たせておくことはとても大切です。
もちろん今の家具をながく使う場合はある程度サイズを合わせてもらうとは思います。
ただ、あまりにもぴったりに作りすぎてしまうと買い替えをしたときに、入らない…ということが起こってしまうので、迷ったり自分たちだけでは分からないという場合は担当の方に相談するものいいと思います。
完成見学会にたくさん足を運ぶ
完成見学会ほどリアルに生活を感じられるものはないと思います。
契約前や間取り図完成前に完成見学会に行くのはもちろんですが、間取り図完成後や着工後もたくさんの完成見学会に参加することが大切です。
図面や基礎をみるだけでは「なんとなく広さはこれくらいかな?」と思っていたところがよりイメージがしやすくなりました。
わたしたちの場合、狭小地かつ変形地で不安が大きかったこともあったので、似たような土地の完成見学会に参加しました。
また素敵なアイデアなどたくさん盗むこともできたので、これから家を建てる方にはぜひ完成見学会にたくさん行き家づくりの参考にし、家づくりを楽しんでくださいね。
まとめ
- きっかけは、住宅ローンで苦しむことなく夢のマイホームを建てられることがわかったから
- こだわりは、掃除の手間を省く、広いリビングを作る、施主支給品を多く取り入れること
- 大庭工務店を選んだ理由は、近所で通いやすく、家に対するこだわりを感じ、親しみやすさが好印象だったから
- 建ててよかったことは、生活音が気にならなくなった、掃除が楽になった、在宅ワークがはかどるようになったこと
- 苦労したことは、間取りがイメージしづらかった、家づくりについての勉強が必要だと感じたこと
- 後悔したことは、外構工事を後回しにした、カーテンレールの取付位置を決めておかなかった、打合せ内容を控えておかなかったこと
- 家を建てる人へのアドバイスは、SNSなどで情報収集をする、現在の家具家電に合わせすぎない、完成見学会にたくさん足を運ぶこと
安く家を建てる方法は?
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「土地はどこにする?」
「間取りや家の広さは?」
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