- 注文住宅の屋上を作って後悔したこと
- 注文住宅に屋上を作る失敗例
- 注文住宅で屋上を作るメリットデメリット
- 屋上を作る人が後悔しないためのポイント
をまとめました。
注文住宅の屋上を作って後悔したことは?
10数年ごとに防水補修が必要
屋上は作っても後悔しがちですね。私もあまりお勧めしません。十数年ごとに防水補修必要ですし→注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~屋上編~| ieny https://t.co/XJkOkSsosG
— 職人の技を生かす建築士:寺澤秀忠 (@syotaku) May 10, 2020
屋上は直接雨が振り込むため、雨漏り防止に床部分に防水加工がしてあります。防水補修のためにかかる費用は一平米約8000円です。
防水の保証は10年のものがほとんどですが、修理が必要になるのは10年を過ぎた頃から。維持費にコストがかかることで後悔している人が多いですね。
洗濯物干場として使いづらい
直接太陽の日差しが届くため、洗濯物を干すのにちょうどいい屋上ですが、屋上には庇がありません。外出中に雨が降れば洗濯物は全部濡れてしまいます。
また、洗濯物を持って屋上まで上がるのも一苦労。毎日のことなので大変です。強い風が吹くと一階部分まで飛ばされてしまうこともよくあります。
屋上でバーベキューをすることは少ない
家を建てる前は、「友人を呼んで屋上でバーベキューがしたい!」「星空を見ながら晩酌をしたい!」など憧れますが、実際に住んでみると年に何回そんな機会があるか?という話です。
年に2・3回しか使わないのに、掃除の手間や維持費の割合の高さの方が目立ってしまいます。
注文住宅に屋上を作る失敗例
隣にも屋上がある家が建った
特に分譲地で家を建てる場合に起こりやすいことです。屋上でプライベートな空間を演出するつもりが、後から建った隣の家にも屋上があるなんてこともあります。
近隣の目線が気にならないのが屋上のいい点なのに、隣に同じ空間があればすべて丸見え。プライベートな空間のはずが、隣の目線が気になってしまい、台無しです。
屋上に置くものに気を遣う
屋上は屋根がないので、置いたものは全て雨ざらし状態。屋上でちょっと優雅なキャンプ気分を味わいたいと、ラグやクッションを用意しても、終わった後そのまま置いておくわけにはいきませんよね。
木製の椅子やテーブルも雨に濡れると劣化が早まるので、使い終わったら一度片付けるのが無難です。家の中なのに出し入れが頻繁だと、大変に感じてしまいます。
掃除が大変すぎる
砂埃や洗濯物の埃が蓄積したり、鳥が糞をしてしまったり、屋上を使っていなくても汚れていきます。範囲が広いため掃除も大変になっちゃいます。
でも、定期的に掃除をしないと排水溝にゴミが溜まって水が流れなくなり、浸水する原因に。家の外に掃除する部分が増えた感じで、面倒に感じてしまいます。
注文住宅で屋上を作るメリットデメリット
良い面
洗濯物や布団を乾かせる
庭が広く取れない時や、近所の目が気になる時に屋上が活躍します。
屋上であれば太陽の日差しで洗濯物がカラっと乾くし、布団を手すり部分にかけて乾かすこともできます。ベランダや部屋干しと違って、一度に大量の洗濯物が干せるのは魅力の一つですね。
おうちキャンプができる
子どもが小さくてなかなかキャンプに行けないアウトドア好きの人は、屋上でキャンプ気分を味わってみてはいかがでしょうか。
家の中から荷物を運ぶだけなので、手軽にアウトドア気分が楽しめます。子どもをトイレにすぐ連れていけるし、キャンプ場にはないお風呂にも入れちゃいます。
子どもやペットの遊び場になる
土地が道路に面している場合など、子どもが外で遊ぶとき、誤って車と接触しないだろうかと心配にはなりませんか?屋上は車との接触の心配はもちろんありませんし、完全なプライベート空間なので自由に遊びを楽しめます。
犬を飼っている人は、ドッグランとして屋上を自由に走りまわせてあげるのもいいですね。
悪い面
維持費がかかる
一般的に屋根がある部分に屋上を作るため、防水加工は必須。10年たつと劣化するため、補修工事が必要になります。
防水工事を怠ると、雨漏りして家そのものが傷んでしまうので注意が必要です。
掃除に手間がかかる
雨風、埃で汚れた屋上を掃除する必要があります。
人を招く前に掃除すればいいのではなく、排水溝が詰まると水漏れ等に繋がるため、定期的に掃除しなければいけません。暑い夏や寒い冬に外での作業はなかなか大変です。
屋上を使う季節が限られる
洗濯用ではなく、アウトドアの遊び場として屋上を利用する場合は、使う季節が限られてきませんか?春や秋の暖かく風が心地よい時期ならいいですが、炎天下の中や北風が冷たい中、頻繁に屋上を利用するでしょうか。
費用をかけて屋上を作るので、年に数回しか使わないなんてことは避けたいものです。
注文住宅で屋上を作る人が後悔しないためのポイント
- 屋上の施工経験がある建築会社を選ぶ
普通は屋根の部分を、屋上として作る特殊性があります。屋上作りを得意としているハウスメーカーや工務店に依頼するのがポイントです。
できれば実際に屋上を作った人の家の見学会に行かせてもらい、気になるポイントがないか確認するのがいいでしょう。
屋上の雨漏りで家の寿命が縮むことがないように、信頼できるハウスメーカーや工務店を慎重に選びましょう。
- 家自体が丈夫に作られること
家の上部分に屋上が来るので、土台となる本体が丈夫であることは必須です。木造の家だと万が一雨漏りした時に木が腐敗し、地震にびくびくしながら生活しなければいけません。
鉄骨で出来ている家など、そもそも家自体の強度が高い家作りを目指すのが、屋上を作る後悔しないポイントになります。
まとめ
- 注文住宅の屋上を作って後悔したことは、10年おきに防水格好の補修工事が必要で、メンテナンスのたびに費用がかかる
- 注文住宅に屋上を作る失敗例は、隣の家も屋上がある家で、プライベートな空間をつくれなくなってしまったこと
- 屋上を作るメリットは、せんたくものを干したりキャンプ気分が味わえたり、庭と同様の使い方ができること。デメリットは、防水加工のために費用がかかり、掃除の手間もかかること
- 屋上を作る人が後悔しないためのポイントは、家自体が丈夫で、屋上作りの実績があるハウスメーカーや工務店を選ぶこと
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