- 直線階段にして後悔したこと
- まっすぐな階段にするデメリット
- 直線階段をおすすめしない人
- 直線階段での安全対策の例
をまとめました。
直線階段にして後悔したこと
子どもが階段から転落した
我が家はスペースの関係で、階段の形状を直線階段にしました。でも、直線階段にして後悔したことがひとつあります。
子どもが、気づかないうちに階段を上までのぼり転落したんです。
直線階段って、上から落ちると距離が長い分、だんだん勢いも増すんですよね。
正直、落ちた瞬間は生きた心地がしませんでした。
たまたま、大けがをせずに済みましたが、子どもが小さいと、階段って本当に怖いなと感じた瞬間でした。
子どもと一緒に転倒してケガした
階段から落ちると、大ケガをすることもあります。
自宅の階段
一緒に降りていた息子(1歳10か月)が失敗して転倒
転がる13キロを必死に受け止めて母親(34歳)左足の小指を骨折
1回転で済んだ息子は無傷
フローリングの直線の階段だから1階まで転がり落ちたら、きっと…無事では済まない
良かった— 希三佳 (@misty_haneul) September 11, 2020
階段を降りるのを失敗した子どもを受け止めた時に、お母さんも一緒に転倒してしまうなんてことも。
子どもは無傷だったけど、お母さんは足の小指を骨折してしまった例もあるようです。
直線階段だと、一番下まで落ちていたら、無事では済まなかったかもしれないって考えると、ゾッとしますね。
直線のまっすぐな階段にするデメリット
一直線に転がり落ちる
直線階段のデメリットは、なんといっても、下まで一気に落下する危険性があること。
また、距離が長い分、転落すると勢いもつくのでより危険です。
どんな階段でも、転倒のリスクはあるものの、直線階段以外の階段なら、転落しても半分で済んだりします。
とはいえ、直線階段にもコストやスペースなどでメリットも多くあります。
小さい子どもや高齢の家族がいる家庭は、設置前にしっかり検討することをおすすめします。
勢いよく上り下りしてしまう
階段を走って上り下りすることってありませんか?特に、子どもは何度注意しても階段を走ってしまうことが。
転んだり、人にぶつかったりしたら危険ですよね。
まっすぐな直線階段は、勢いよく走ってしまう可能性があるのがデメリット。
途中に踊り場があったり、曲がり角があれば、走る勢いも一旦おさまるのですが、まっすぐな直線階段だと勢いよく駆けぬけてしまいます。
階段を走って転んだらと思うと、ヒヤヒヤしますね。
直線階段をおすすめしない人
- 足腰が不安定な人
小さい子どもや高齢者など、足腰が不安定な人などは、階段で転倒するリスクが高いです。
直線階段じゃなくても、転倒するときは転倒します。
でも、直線階段だと、下まで一気にに落ちてしまう可能性があるので、転倒後の危険性が増すんですよね。
可能であれば、途中で踊り場を設けたり、傾斜を緩くしたりなど、工夫をした方が良いかもしれません。
直線階段での安全対策の例
踊り場を設ける
家を建てる前なら、直線階段の途中に踊り場を設けることもできます。
踊り場があることで、下まで一気に落ちるリスクが下がります。
でも、コストや間取りの関係もあるので、設計前にしっかり話し合うことが重要です。
たとえ踊り場の設置ができなくても、建築前に一度検討すると、後悔も少ないと思いますよ。
手すりを付ける
階段には、手すりも設置しましょう。
手すりがあることで、転倒や転落をせずに済むこともあるでしょう。
手すりを付けると、階段の幅が狭くなる点は要注意です。冷蔵庫など、大きい荷物が通るかどうかの確認も忘れずに。
ベビーゲートを設置する
小さな子どもは、手すりがあっても、高さが合わず、階段を安全に上り下りできるとは言えません。
やっぱり、階段の上り下りが上手にできないうちは、一人で階段に行かせないことが重要だと考えます。
階段の上り口、下り口に、ベビーゲートを設置して階段に入れないようにしましょう。
まとめ
- 直線階段にして後悔したことは、子どもが転落してしまったこと
- 直線のまっすぐな階段にするデメリットは、一番下まで一気に落ちる可能性があること
- 直線階段をおすすめしない人は、子どもや高齢者など足腰が弱い人
- 安全対策としては、踊り場を設けたり、手すりやベビーゲートを設置などがある
- メリットは多いけど、安全面で本当に直線階段でいいのかどうか、設計の段階から検討するべき
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