- 注文住宅のランニングコスト例と費用
- ランニングコストがかからない家にするコツ
- 家を建てた後にかかる費用を安くする時の注意点
をまとめました。
注文住宅のランニングコスト例と費用
年間光熱費(4人家族)
- 電気代は年間10万前後
電気代は、人数が増えれば増えるほど、電気代は高くなります。
目安として、4人家族で、年間10万前後。
オール電化だと、年間15万~18万程度です。
- ガス代は年間12万~16万くらい
ガス代は、電気代と比べると、使用時間が少ないわりに、高めです。
でも、家族の人数が増えても、ガス代はあまり変わりません。
- 水道代は年間7万~8万くらい
水道代は、家族の人数が増えても、あまり変わりません。
でも、水の流しっぱなしは、もちろん高くなるので節水も重要。
固定資産税・都市計画税
- 毎年、固定資産税がかかる
土地や、建物を所有すると、固定資産税を、毎年必ず、納付しなければなりません。
納税額は、「固定資産評価額(課税標準額)×標準税率1.4%」で計算されます。
例えば
土地・建物の評価額が
- 2,000万円なら、1.4%で28万円
- 3,000万円なら、1.4%で42万円
かなり大きな金額ですよね。
固定資産評価額が、知りたい場合は、市町村役場に問い合わせをすると、教えてもらえます。
評価額は、3年に1回、見直しをされます。
- 市町村によって都市計画税がかかる
都市計画税は、市街化区域内に所在する、土地と建物に対して、税金がかかってきます。
主に、都市計画事業や、土地区画整備事業に、あてられます。
納税額は、「固定資産評価額(課税標準額)×上限0.3%」で計算。
- 税額の軽減措置がある
新築住宅の場合、
住居床面積120㎡までの部分が、3年間、固定資産税の1/2を、減額
土地は、
- 200㎡までの部分を、1/6に減額
- 200㎡を超える部分は、1/3の減額
新築住宅の減額は、一定期間のみですが、土地の減額は期限がありません。
加入した方がいい保険
- 火災保険は年間10,000~20,000円くらい
住宅ローンを組むときに、火災保険加入を、義務付けているところも、多いです。
保険料は、保険会社によって違います。
保証期間は、最長10年で、更新が必要です。
- 地震保険は年間10,000~20,000円くらい
地震保険のみの加入は、できません。必ず、火災保険とのセットの加入になります。
国と共同運営の保険なので、どの保険会社でも金額は同じです。
- 団体信用生命保険は、住宅ローンの金利に含まれている
ローン返済中に、返済者に万が一の事があって、返済できなくなっては、金融機関も困ります。
団体信用生命保険は、残りの住宅ローンを全額弁済してくれる保証制度です。
フラット35は、任意加入なので、別で、保険料としての支払いになります。
メンテナンス費用
- 外観のメンテナンス費は150~200万くらい
雨風があたる部分は、最もダメージを、受けやすいところです。
外観のメンテナンスは、10年~15年ごとに、メンテナンスをするのが、理想的です。
外壁と屋根の修理で、150~200万円ぐらいの費用が。
- 水回りのメンテナンス費は100~200万くらい
大きな修理を避けるためにも、10年ごとに、補修をするといいです。
20年を超えてくると、交換を考えましょう。
- シロアリ対策費は10~20万くらい
ほとんどの木造住宅では、家を建てるときに、防蟻対策がされています。
永久的に、効果が続くわけではないので、定期的な消毒が大切です。
目安としては、10年に1度、1回につき10~20万の費用がかかります。
その他の費用
- 自治会の年会費は6,000円~7,000円くらい
自治会に加入する場合の年会費は、地域によって違います。
年会費、数万円かかる場所もあります。
でも、自治会加入は必須ではありません。自分の意志で、自治会に加入する、加入しないは、決められます。
- 寄付金が必要な場合も
年会費とは別で、お祭りや行事ごとに、寄付金を納めなければいけない地域もあります。
- 人的コストがかかる
ほとんどの地域では、ゴミ捨て場の掃除や、行事などの手伝いがあります。
参加せずに、お金だけ支払って解決する場合もあります。
- 庭木の剪定を業者に頼むと、1本5,000~20,000円くらい
庭に木などを植えた場合は、メンテナンスが必要。
木の種類によって、毎年メンテナンスが、必要な場合も。
木の根が給排水管まで届くと破損する場合も
新築後5年~6年で、成長した太い根が、給排水管まで届き、破損する場合もあります。
破損した場合は、修理費が発生します。
庭木を植える場所は、注意して植えましょう。
月々5,000~6,000円で防犯用センサーを
セコムのように、管理サービスに頼むこともできます
危険から守ってくれるので、安心です。
ランニングコストがかからない家にするコツ
ランニングコストのかからない外壁を選ぶ
外壁は種類によって、コストの差も激しいです。
おすすめなのは、
- コスト
- 機能性
- デザイン性
など、総合的に優れているサイディングといった板状の外壁材。
自分が、
- どの程度、外壁材に求める性能があるか
で、コストカットしたいですね。
オール電化にして光熱費を抑える
オール電化にすると、ガス代がかからないので、光熱費を抑えることができます。
導入には、目安として、60万ほど。
まとまった金額が難しいなら、電力会社を、自由に選び、自分に合ったプランにすることもできます。
断熱工事を行い、光熱費を抑える
断熱工事をすることで、家に熱を伝わりにくくします。
- 夏は涼しく
- 冬は暖かい
空間ができ、光熱費を抑えることができます。
- 壁
- 天井
- 床
など部分的に導入もできます。初期費用はかかりますが、ずっとかかる光熱費が下がるのは、うれしいですよね。
家を建てた後にかかる費用を安くする時の注意点
エコキュートの電気代は安いけど、修理代が高い
オール電化の場合
- エコキュート
- 電気温水器
が選べます。
エコキュートは、深夜電力でお湯を沸かすので、電気代が安く、人気です。
電気代は、電気温水器の1/3程度の、月々1,000円ぐらいです。
でも、
- 本体価格
- 故障したときの修理代
が高いので、慎重に選びましょう。
断熱材を施工するなら「内断熱」より「外断熱」
断熱方法は、
- 内断熱
- 外断熱
の2種類があります。
「内断熱とは?」
家の内部を断熱します。
コストは安いですが、内部結露が起きやすいです。
「外断熱とは?」
家を外側から囲んで断熱します。
断熱効果は高く、内部結露は起こりにくいですが、コストが高いです。
内部結露が起きてしまうと、腐らせてしまうので、大規模な修繕費が必要になることも。
初期コストがかかっても、今後を考えると、外断熱タイプがおすすめ。
家を建てた後にかかる費用を安くするには、初期コストが必要な場面が多いってことですね。
まとめ
- 注文住宅のランニングコストは主に、光熱費・税金・メンテナンス費・自治会費が必要
- ランニングコストのかからない、外壁材を選び、オール電化と断熱材を取り入れて、光熱費を抑える
- 修理費用や施工方法を、しっかり考えて、自分に合った、商品選びをする
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