「注文住宅で防音対策の例」
- 注文住宅で防音対策の例
- 防音対策をするメリット
- 防音対策する時の注意点
をまとめました。
注文住宅で防音対策の例
壁の防音対策
- 外から中からの2種類の防音タイプが
壁の防音対策は、
- 外からの騒音を防ぐ
- 中からの音を外に漏らさない
の2つ。
- 家の近くに電車が走っていたり
- 大きな道路がある
場合、家の中に入ってくる騒音が気になりますよね。
また、
- ピアノなどの楽器を演奏する
- シアタールームを作って、大音量で映画を楽しみたい
なら、近所への配慮をしながらも、ストレスなく趣味を楽しめます。
- 二重構造や専用の材料を使用
- 二重構造にする
- 壁の下地に断熱材を入れる
- 壁の仕上材に、遮音効果のあるモルタルや漆喰などの左官材を使う
家の中と外を遮るもので、一番表面積が大きいのが壁です。壁への防音対策は、大きな対策となるでしょう。
ただし、家のすべての壁に対策を行うと、費用もかかります。
そのため、該当する部屋だけに防音対策をするのが現実的でしょう。
面積が多いため、必要な部屋を厳選するってことですね。
窓の防音対策
- 一番薄い部分なので、対策は有効
壁ほどの表面積はないです。でも、厚みを考えると、窓は家の外皮の中では一番薄い部分といえるでしょう。ですから、一番音が伝わりやすい部分でもあります。
一番音が伝わりやすい部分に防音対策を施すことで、全体的な防音対策に大きな効果があります。
- 窓の大きさを小さくし、数を減らす
- 窓ガラスに遮音効果のあるものを使う
- 2重の遮音効果のあるサッシにする
- ガラスを複層にする
- 音の伝達を防ぐ真空ガラスに
窓のサイズや数を変えても、防音効果はあります。
でも、採光の観点からは
- 窓ガラスやサッシに防音対策をする
ことが、望ましいでしょう。
床、天井の防音対策
- 2世帯住宅では、特に重要
家での騒音の一つに、階上からの足音や物音があります。2階以上の住宅を建てる場合、上階での足音や物音は、床や天井から伝わるんですね。
特に、2世帯住宅などで、階下に迷惑とならないように配慮できるメリットが。
- 床、天井を二重構造にし遮音
- 下地に遮音効果、または吸音効果のある建材を使う
- 床に遮音効果のある防音カーペットをひく
などの対策ができます。
また、どの項目も、隙間なく施工することも重要なポイントといえます。
扉の防音対策
- バタンって扉の音は、意外と響く
家の中の物音で気になるものに、扉を開閉する音があります。バタンと勢いよく閉まるドアの音は家中に響くものです。
床や、天井に防音対策をする以外にも
- 防音性能のある扉にする
と有効ですね。
給排水の音への防音対策
- トイレや洗濯機のは水の音にも対策を
静まった夜中に気になる給排水の音
家の中、特に階上からの物音で気になるものに、給排水の音があります。
- トイレの音を流した音
- 洗濯時の排水の音
が気になる方もいるでしょう。
特に2世帯住宅で、2階に
- 浴室
- キッチン
- 洗面所
などがある場合、階下に配慮すると、よりよい住環境を実現することができるでしょう。
- 防音効果のある排水管
を使いましょう。
寝室の上に排水設備は設置しない
そして、間取りを考える際に、寝室の上に排水設備を配置しないようにすることも大切。
1番、静かな時間帯に多くいる空間なので、水の音も響いてしまうためですね。
1階と2階の間取りをそれぞれ別に考えずに、上下の位置関係も気にしながら間取りを決めましょう。
次に、防音対策をするメリットは何なのかを次に紹介していきます。
注文住宅で防音対策をするメリット
近隣トラブルを回避することができる
住宅が密集している地域では、一軒家でも周りの音が気になることがあります。
例えば、
- 犬の鳴き声
- 赤ちゃんや子供の泣き声
- ピアノやバイオリンの音色
- 大音量で聞こえるテレビや音楽
などです。音の感じ方は人それぞれで、
「我が子の泣き声は気にならなくても、よその犬の鳴き声は気になる」
ってことはよくある話。
自分では気づかない騒音って多いんですね。
せっかくこだわりを持って建てた注文住宅で、近隣とトラブルになったらどうしますか?
大きなトラブルになって、引っ越しする事態になることだけは避けたいですよね。
ですから、防音対策をして近隣トラブルを未然に防ぐことが最善の策ではないでしょうか。
ストレスなく趣味を楽しむことができる
自分のこだわりを詰め込んだ注文住宅。家を建てる段階からいろんな夢を描いているのではないでしょうか?
- 趣味の楽器を楽しみたい
- シアタールームを作って大音量で映画鑑賞を楽しみたい
- 好きな音楽を大音量で楽しみたい
- カラオケルームを家の中に作りたい
自分の家ですから、ストレスなく趣味を楽しみたいと思うのは当然ですよね。
ただ、住宅が密集している地域では、近隣に配慮しなくてはなりません。
あらかじめ、防音対策をしておけば、周りに気を遣うことなく趣味を楽しむことができます。
立地によるマイナス点を軽減できる
例えば、
通勤に便利なところで土地を探していた
↓
ぴったりの場所があった
↓
でも、近くに電車が走っていて少し音が気になる
↓
防音対策をしておけば、マイナス点を軽減できる
って感じで、デメリットを少なくできるんですね。
断熱効果が上がる
床や壁を二重構造にすること
サッシやガラスを二重にすること
などにより、家の気密性があがり、断熱効果があがるのです。
断熱効果が上がることで、夏は涼しく、冬は暖かい家となるのです。
次に、実際に防音対策をする場合に、どんなことに注意すればいいのでしょうか?
防音対策する時の注意点
- なぜ防音対策するのかを明確に
- 単に近隣への迷惑にならないようにする防音
- 音楽を本格的に楽しむための防音室
とでは対策も異なってきます。
たとえば、楽器を演奏する部屋を作りたいのであれば、
- 生活の音漏れを防ぎたい
- 本格的に音楽を楽しむ環境にしたい
など、防音する目的を明確にし、ハウスメーカーや工務店に伝える必要があります。
なぜなら楽器の種類によって
音の
- 大きさ
- 高さ
- 響き方
に違いがあり、時間帯によって音の感じ方が違うからです。
どの程度、
- 防音する必要があるのか
- 具体的にどんな防音が必要か
基準をはっきりさせることが大切。
- 防音対策のプロを探そう
ハウスメーカーや工務店によっては、防音対策に対しての知識があまりない場合も。
特に、防音室を作る場合には、防音対策のプロを紹介してもらいましょう。
例えば、
- ドラムを演奏するための防音室には、壁や床など物体に伝わる音を
- フルートやトランペットを演奏する部屋は、防音室内の反響を
考慮する必要があります。
楽器の違いにより、吸音材や遮音材を使い分け、調整してもらえるようなプロに依頼することで理想的な防音室ができるでしょう。
- 防音対策にかける費用を考える
防音する
- 範囲が広がれば広がるだけ
- 性能を高くするだけ
費用もかかります。
- 家全体に施す防音対策なのか
- 固定の部屋への防音なのか
を明確にし、費用と相談しながら施工の決定をしましょう。
まとめ
- 注文住宅での防音対策は、防音する内容によって様々な対応例がある
- 注文住宅で防音対策をするメリットは近隣トラブルの回避のほか様々
- 注文住宅で防音対策する時は目的を明確にし、プロに相談しよう
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