- 注文住宅のお風呂のおすすめメーカー
- こだわりで決める選び方
- お風呂メーカーを選ぶ時の注意点
をまとめました。
注文住宅のお風呂のおすすめメーカーは?
お風呂を販売しているメーカーは国内だけでも数多くあり、各メーカーそれぞれ、独自の機能を打ち出しています。
その中で、国内で特に人気のメーカー3社について、そのお風呂の特徴的な機能をあげてみました。
LIXIL
- 掃除のしやすさとデザインで選ぶなら、LIXIL
- 掃除のしやすさ
- デザイン性
がの魅力のLIXIL。
- 各パーツの表面を汚れにくい素材や形状にしたり
- ドアの浴室側のパッキンをなくしたり
と、キレイな状態が長持ちするような工夫が、あちこちに施されています。
また、壁面パネルや色々なオプション品を組み合わせて、自分だけのお風呂にすることができます。
具体的な特徴は、次の通り。
髪の毛が溜まらない
強い水流を利用して渦を起こし、髪の毛やごみを集めてくれる「くるりんポイ排水口」。
- お風呂の栓を抜く
- まとまったごみをポイ
するだけなので、便利ですね!
床が汚れにくい
床の表面に、油をはじく特殊加工が施される「キレイサーモフロア機能」があります。
皮脂汚れなどがかんたんに落とせるようになっています。
また、スポンジが届きやすい構造で、細かい溝もかんたんにきれいにできます。
床の内部は、特殊な断熱層を重ねた構造になっているので、床に接した足裏から熱が逃げにくく、ヒヤッとした感触が少なくなりました。
お湯が冷めにくい
LIXIL独自の浴槽保温材と風呂ふたで、時間がたっても冷めにくいサーモバス機能があります。
「ダブル保温」構造のおかげで、お湯張りから4時間後でも温かさをキープ。湯温は2.5℃しか下がりません。
帰りの遅いパパでも、帰宅後すぐにお風呂に入ることができて、うれしいですね。
TOTO
- シャワーが好きならTOTO、掃除もかんたん
トイレメーカーとしてよく知られているTOTOは、水回りに関する技術力の高さが魅力。
特に、こだわりのシャワーが人気で、
- お風呂内は汚れが付きにくく
- 掃除がしやい
工夫が施されています。
TOTOのお風呂の特徴は、次の通り。
節水しながら、気分爽快になれるシャワー
ノズル内で水を空気を混ぜることで、
- シャワーを浴びる気持ちよさをキープしたまま、約35%の節水ができる「エアインシャワー」
- 大粒の水玉をスイングしながら、勢いよく水を出す機能の「コンフォートウエーブシャワー」
TOTO独自の技術で、シャワータイムが気分爽快になること間違いなしです。
冬でも足元がヒヤッとしない
床の内部にやわらかい断熱クッションが入った「ほっカラリ床」。
クッション層のおかげで、足元はヒヤッとせず、踏み心地も快適です。
床がやわらかいので、万が一物を落としてしまった時も、衝撃を吸収し、壊れにくくしてくれます。
表面に敷かれた、縦横に規則正しい「からりパターン」のおかげで、
- 足元はすべりにくく
- 溜まった水がすばやく流れていく
ため、翌朝にはすっかり乾いています。
どの部分も掃除がしやすい
床や浴槽、鏡には、汚れが付きにくい加工がされていて、かんたんに掃除ができます。
カウンターは、壁から離すことで、奥まで手が届くようになっています。
注目は、新しい技術「床ワイパー洗浄」。自動で床をきれいに流したあと、除菌水を吹き付け、防カビ効果があり、きれいな床をキープしてくれます。
お湯が冷めにくい
断熱材と高断熱の風呂ふたが採用されていて、保温力が抜群の「魔法ビン浴槽」。
LIXILと同じように、この魔法ビン浴槽のおかげで、お湯張りから4時間後でも、温度低下は2.5℃以内です。
Panasonic
- 多機能を求めるならPanasonic
Panasonicの魅力は、生活家電に使われている技術を、お風呂にも搭載。
- 独自の空気環境改善システム
- LED照明
など、リラックスするための機能が満載です。
入浴中もクールダウンできる
入浴中にさわやかな風を送って、ほてった顔や頭をクールダウンしてくれる「1/fゆらぎ・「ナノイー」搭載 カビシャット暖房換気乾燥機」。
浴室内に乾いた空気を送ることで、湯気がこもらずに快適なまま入浴できます。
換気をしっかり行うので、浴室内にカビが発生するのを抑えてくれます。
入浴しながら美容ケアができる
美容家電の技術を生かした「酸素美泡湯」は、浴槽内で酸素を含んだミクロの泡を発生させ、お湯を白くやわらかに。
おかげで、ぬるめのお湯でも身体がしっかりと温められ、肌表面がしっとり。
さらに、オイルを細かい粒子にして分散させた「オイルヴェール酸素美泡湯」では、全身に保湿成分が行きわたり、さらなるうるおいケアが期待できます。
機能的なLED照明で、解放感が得られる
天井と照明パネルを一体化させて、
- 天窓のような解放感を与える「フラットパネルLED照明」
- 浴槽に照明器具を埋め込んで、リゾート気分を体験できる「水盤LED照明」
など、デザイン性の高い照明があります。
高齢者や子供にやさしい機能がある
使いやすさにこだわった「らくピタ水栓」は、液晶ボタンが見やすく、操作もかんたん。
温度や流量を設定すれば、いつでも快適に使えて出しすぎを防げるので、子供でも安心。
足元をポカポカにしてくれる床暖房は、高齢者の方の負担を軽くしてくれます。
注文住宅のお風呂のこだわりで決める3つの選び方
広さで決めるなら
広いお風呂スペースが欲しいなら、LIXIL
- 1600(浴槽の長い方)
- 2400(浴槽の短い方+洗い場)
のサイズがあり、とても広々洗えます。
足を思い切り伸ばしたいなら、TOTOかPanasonic
- TOTO「サザナ」
- Panasonic「オフローラ」
どちらもスタンダードタイプですが、広々と使える「1800×1800」というサイズがあります。
浴槽の長い方の縁から縁までが1800mmもあるので、背の高い人でもゆったりと足を伸ばせそうです。
ただし、基準が
- メーターモジュール
- 坪単位
どちらかで、採用できるサイズが変わるので、注意して選ぶようにしてください。
値段で決めるなら
安くおさめたいなら、LIXIL
各メーカー、スタンダードタイプのお風呂で1616というサイズ(注文住宅によく使われる、1坪サイズ)で比較。
【お風呂メーカー 価格の目安】
- TOTO サザナ 76万円~
- LIXIL アライズ 71.5万円~
- Panasonic オフローラ 79.8万円~
比較すると、LIXILのアライズが一番安め。
少しでも価格を抑えたい場合、よく売れているメーカーから選ぶことが重要です。
表であげた商品は、各メーカーの定番で売れ筋商品です。
つまり、値引き率が高くてお買い得ということ。
国内シェアで常にトップクラスであるLIXILのスタンダードタイプであれば、よりお得に買える可能性があります。
でも、
- 各オプションの追加
- ドアの位置
- お風呂を設置するのが1階か2階か
でも、値段は変わってきます。
また、ハウスメーカーによっても、
- 提携しているお風呂メーカー
- 標準装備されている商品
が異なります。
こだわりがないなら、ハウスメーカーの標準品を選べば、安く済ますことができます。
信頼度で決めるなら
長期保証で決めるなら、LIXIL
新築のうちは問題なく使えていても、何年も暮らしていくうちに
- お風呂も劣化
- あちこち不具合が生じてくる
ってのは、防げません。
そんな時のために、5年、10年といった有料の長期保証制度を設けています。
LIXILなら、
- シャワー
- 給湯器
- 換気扇
- ドア
など、お風呂に関するあらゆる不具合に対応してくれます。
さらに、10年保証プランにはセット割引があり、トイレやキッチンといった他の商品と組み合わせることで、加入料金を抑えられます。
注文住宅では、水回りを同じメーカーで統一することが多いので、セット割はかなりお得。
Panasonicなど、メーカーによっては保証は特定のパーツのみって場合もあるので、保証の範囲をよく確認しましょう。
プロの推薦なら、TOTO
TOTOの「サザナ」は、プロがおすすめするお風呂のNO.1。
(リフォーム産業新聞の「リフォーム大賞2019バス部門より)
最も需要が高く、取り扱うハウスメーカーも多い中級価格帯の中では、「サザナ」がダントツの1位!
高級価格帯でも、TOTO「シンラ」が、1位のLIXIL「スパージュ」に僅差で2位となっています。
「サザナ」は、機能性、コストパフォーマンス、施工性の各部門で毎年1位、デザイン性ではLIXIL「スパージュ」と1,2位を争っています。
具体的に「サザナ」がプロに推奨される理由は、
- 掃除のしやすさ、魔法ビン浴槽の保温性の高さ、「ほっカラリ床」の心地よさ
- 高機能のわりに費用が安く設定
- 配管の接続がしやすい、既存の窓に合わせられるパーツが豊富
など、家の状況に合わせてのリフォームがしやすいことが、あげられます。
ちなみに、リフォーム大賞では、洗面化粧台やトイレ部門でも常にTOTOが1位を独占。
TOTOの、水回り商品の強さがうかがえますね。
注文住宅のお風呂メーカーを選ぶ時の注意点
理想と現実を見極める
せっかくマイホームを建てるなら、少しでもこだわりたいですよね。
でも、理想のために何でもかんでも詰め込んだら、値段が大変なことに…。
コスパを良くするため、まずはお風呂に求めるこだわりを考えます。
「とにかく手入れを楽にしたい」
「子供と一緒に入っても広々洗いたい」
などイメージを具体的にすると、
・予算が許すなら取り入れたい機能
・完全に夢で終わりそうな機能
がわかります。
各メーカーごとに、こだわる機能もさまざまです。
取り入れたい機能はどのメーカーが得意とするかで、選びましょう。
近くにショールームのある場所をチェック
お風呂を決めるときは、やはりショールームで実物を見て触って、しっかりとチェックすることが重要。
カタログやハウスメーカーの話だけではわからない、細かいこともリサーチできるからです。
場合によっては、数回ショールームを訪れるかもしれません。
そのため、自宅から通いやすい場所にショールームがあるかも、お風呂メーカーを決めるポイント。
ハウスメーカーが提携しているかどうか
前項でも触れましたが、ハウスメーカーによって取り扱うお風呂メーカーが異なります。
提携メーカー以外から選ぶと、グッと値段が高くなる可能性があります。
少しでも価格を抑えるために、ハウスメーカー提携のお風呂メーカーを選びましょう。
まとめ
- 注文住宅の各お風呂メーカーごとの、こだわり機能を知る
- こだわりポイントを決める
- ハウスメーカーが、扱うお風呂メーカーを確認する
今回あげた主要3社以外にも、国内だけでも
- タカラスタンダード
- クリナップ
- トクラス
など、たくさんのお風呂メーカーがあります。
どのメーカーにも、数段階のグレードの商品があり、特徴とする装備もさまざまです。
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