- 注文住宅の相見積もりの断り方のコツ
- 注文住宅の相見積もりの断り方のメールの例文
- 相見積もりを直接電話で断る時に話す例
- 注文住宅の相見積もりを断る時の注意点
をまとめました。
注文住宅の相見積もりの断り方のコツは?
他社と契約したと伝える
営業マンに断りの連絡を入れる時は、毅然とした態度で断ることが大切です。毅然とした態度というのは、「他社と契約した」とはっきり伝えることです。
「予算が合わない」
「他社にも見積もりをとってもらっている」
など、あいまいな断り方はやめましょう。
改善すれば自社で契約してくれるかもと思わせてしまい、売込みが続いてしまう可能性がります。
「他社と契約した」と告げるとどんな営業マンでも、もう手が出せません。脈がないとわかり、あきらめてくれるでしょう。
予算状況を正直に話す
家の性能が似たり寄ったりの場合、契約する決め手になるのは予算の部分が大きいのではないでしょうか。きっぱり現在の年収と家に対しての予算を伝えて、お宅のハウスメーカーで家は建てられないことを伝えましょう。
もしかしたら、提示した予算でも建てられると言う営業マンがいるかもしれません。
その場合、
「土地代はどれくらい残るのか」
「建物や設備のスペックはどれくらいになるのか」
しっかり確認しましょう。
土地代が400万しか残らなかったとなると、家を建てられませんよね。細かいところまで確認しようとすると、取引相手にならないと思われ引き下がってくれますよ。
その会社の良い点を評価しつつ、他社が良かった点を伝える
営業側からすると、他社と比べてどうだったか本音を聞けると自分自身のプラスになります。
今までの対応や提案の、どこがよかったか伝えるといいでしょう。良い点を評価しつつ、他社の方が優れている点を正直に伝えてください。
曖昧な受け答えにせず、はっきり伝えるのが断り方のコツです。
注文住宅の相見積もりの断り方のメールの例文
ハッキリ簡潔に書く
「○○(営業担当者)様
先日は素敵な提案をいただきありがとうございました。
家の性能にこだわる○○ハウスは魅力に感じましたが、予算の都合がつかず、地元の工務店と契約することになりました。
残念ですが、○○ハウスとの契約は見送らせていただきます。丁寧なご対応をありがとうございました。」
断りのメールは、ハッキリと簡潔に書くのが一番わかりやすい方法です。
よかった理由や他社に決めた理由も、長々と書く必要はありません。
「土地が決まっていない」
「ちょっと時間をかけて決めたい」
など中途半端に断ると、営業が続く可能性があります。
簡潔に「他社と契約したこと」を書くのが、一番いい断り方です。
感謝の気持ちを伝える
「○○(営業担当者)様
先日は予算にあった間取りの提案をしていただき、ありがとうございました。
○○様には丁寧な説明をしていただき、家作りを考え始めた私たちにとって、とてもわかりやすいものでした。
ただ、家族で話し合った結果、より気密性の高い家を重視し、××工務店と契約することになりました。残念ですが、今回○○様との家づくりは見送らせていただくことにします。
今まで本当にありがとうございました。」
断る際には、営業マンへの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
メールだと声のトーンや表情などで思いが伝わらないので、相手を尊重した丁寧な文章になるように心がけるといいですね。
断りを入れる会社の良かった点、他社にした理由を伝える
「○○(営業担当者)様
先日は○○ハウスの強みを活かした、素敵な間取りの提案をしていただき、ありがとうございました。
○○ハウスの木材へのこだわりや家の安全性について魅力を感じました。
ですが、どうしても耐震性のことが気になり、より耐震性の高い××工務店と契約することになりました。残念ですが、○○ハウス様との家づくりは見送らせていただきます。
取り急ぎ、メールでの連絡失礼いたします。」
断りを入れるハウスメーカーの良かった点と、他社にする理由を伝えましょう。ただ断りのメールをいれるだけではなく、なぜダメだったのか、相手も理由が知りたいはずです。
お断りする理由を一言入れるだけで、対応してくれた営業マンに対しても、冷たい印象を与えずに済むでしょう。
相見積もりを直接電話で断る時に話す例
今後連絡がいらないことを伝える
「先日はありがとうございました。
ご提案いただいた内容で、家に帰って家族と検討したところ、今回の契約は見送らせていただきたいと思いご連絡いたしました。
デザイン性が高かった点は気に入っていたのですが、コスト面で都合がつかず、予算内でおさまる他社と契約をすることになりました。心苦しいですが、今回はお断りさせていただきます。
今後のご連絡も結構ですので、よろしくお願いいたします。」
電話で対話するとなると、メールのようにきっぱりと断りづらくなりますが、心を強くして言いたい事を伝えましょう。
電話だと、相手の営業マンもその電話の中で新しい提案やをしてくるかもしれません。長々話すと断りにくくなりますので、断ると決めたら今後連絡はいらないということをしっかりと伝えましょう。
丁寧にお断りする
「お世話になっております。今回は契約のお断りのご連絡をさせていただきました。
○○様にはいろいろなご提案をしていただき、大変お世話になりました。他のハウスメーカーも何件か比較しておりまして、今回は、より自分たちの条件に合ったハウスメーカーに決めさせていただきました。
これまでありがとうございました。」
電話でお断りするのは、何度か打ち合わせを重ねて、営業マンと親しくなっているパターンが多いかと思います。
大変心苦しいですが、今まで親身になって担当してくれた営業マンへしっかり感謝の気持ちを伝えて、丁寧にお断りしましょう。
電話だとメールとは違い、声のトーンなどで感情を伝えられますよね。
営業マンの良かった点を伝える
「先日はありがとうございました。ご提案してくださった○○ハウスの使用はとても気に入っていたのですが、耐震性が気になったため、違うハウスメーカーにお願いすることになりました。
今回は、お断りのご連絡をさせていただきたくてお電話しました。○○様はいつもわかりやすく家づくりに関して説明して下さり、私たち家族も安心して毎回話を聞くことができました。
大変迷いましたが、お断りする結果になってしまい申し訳ありません。ありがとうございました。」
これまでの打ち合わせの中で、たくさん準備して提案してくださった営業マンの良い点を伝えましょう。
断られたとしても、「あなたの営業態度はとてもよかった」と言われると、ダメージが少なく感じませんか?
むしろ今後の仕事の活力にもなりそうな意見です。本当にいい営業マンであれば、お客様からの言葉を胸に仕事に打ち込んでくれることと思います。
注文住宅の相見積もりを断る時の注意点
次の打ち合わせ前に断りの連絡を入れる
営業マンは
- 資料を用意したり
- 間取りの提案を考えたり
と、打ち合わせのたびに時間を割いて考えてくれています。
断ることが決まったら、できるだけ早い段階で、お断りすることを伝えるといいでしょう。
自分が営業マンの立場だったら、見込みのないお客さんのために夜遅くまで準備するのは嫌ですよね。相手の事を考え、常識を持って対応するようにしましょう。
見積もり前に断る
多くのハウスメーカーは契約を前提にしないと見積もりをとってくれません。営業マン側からすると、見積もりをとるにも時間がかかり、労力ですよね。
できれば契約してほしいに違いありません。
営業マンから、ハウスメーカーの特徴などを聞き、イメージと合わないと思った場合は、見積もりを取る前に早めに断りの連絡を入れるといいですね。
親しくなる前に関係が終わるので、断る側の心苦しさも半減されます。
アンケートに電話番号やメールアドレスを書かない
沢山のハウスメーカーの家を見て、家づくりのイメージを膨らませたい。
でも、予算が厳しく絶対に契約しないハウスメーカーもあると思います。住宅展示場などに見学に行った時、受付表やアンケート用紙への記入を求められると思います。
今後契約しないだろうと思うハウスメーカーであれば、電話番号やメールアドレスは記載しなくてもよいでしょう。
「少し見たいだけなので、自分たちで見てまわります」や「違う店舗には行っていて2回目なんです」などで、記載を断ることができます。
いろんな家を見たいけれど、後々全部断るのが面倒だって人は、連絡先を書かないことが大切です。
まとめ
- 注文住宅の相見積もりの断り方のコツは、あいまいな断り方はやめて、「他社と契約した」ことをはっきりと伝える
- メールで断る際は、断る理由や感謝の気持ちを入れながら、ハッキリ簡潔に書く
- 電話で断る際は、話が長引かないように、今後の連絡は不要だと伝える
- お世話になった場合は、感謝の気持ちをしっかり伝える
- 打ち合わせまでに沢山の準備をしてくれているので、断ることが決まったらなるべく早めに連絡をいれる
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