横すべり出し窓で後悔した点は？デメリットや失敗をなくすコツも

• 横すべり出し窓で後悔した点、失敗しやすいこと
• 横すべり出し窓にするデメリット
• 横すべり出し窓で失敗をなくすコツ

をまとめました。

横すべり出し窓で後悔した点

全開できなかった

私自身、横すべり出し窓で後悔した点があるので紹介します。

我が家の横すべり出し窓には、掃除のときに通常より大きく開けることができる、お掃除モードがあります。

お掃除モードで全開にすると、家の中から外側のガラス面が掃除ができる仕組みです。

でも、我が家の横すべり出し窓の開いた先には、ちょうど雨どいが設置してあって、お掃除モードで開くと途中でぶつかってしまい、全開できないんです。

商品のメリットである特徴を、生かせていないことにモヤっとしています。

今さらながら、窓を全開したときに、ぶつかるものが無いか気づけていたらと、後悔しています。

1棟1棟が違う注文住宅だと、プロでも細かい部分の見落としって意外とあるのかもしれません。

 

横すべり出し窓で失敗しやすいこと

掃除がしにくかった

横すべり出し窓は、引き違い窓などと違って、家の中から窓の外側の掃除がしにくいという声を聞きます。

既に後悔しそうなポイント😞💦
2F洗面ミラーボックスの上の横滑り出し窓、FIXにすれば良かったー❗️
外に足場が無いから外側掃除するために開く窓にしたけど、現場監督さんのお家の同じような窓はFIXで汚れ気にならないって。
そもそも洗面台とミラーボックスに阻まれて掃除が難しそう😇

— しあまる (@845izmd) August 31, 2022

外からの掃除がしにくいという理由で、洗面台付近に横すべり出し窓を設置した人が、FIX窓にすればよかったという後悔する声がありました。

洗面台やミラーボックスがあるから、洗面台周りの横すべり出し窓は特に掃除がしにくそうです。

洗面台近くなど、周りに物がある場所では、横すべり出し窓にすると掃除の面で後悔するかもしれません。

採光が目的で、掃除や通風の必要が無いと思う場所なら、FIX窓でも充分かもしれないですね。

 

鳥のふんが付きやすかった

横すべり出し窓は、開いた状態だと、上から落ちてきたものがガラス面に当たってしまいます。

これから家を建てる人へ
横すべり出し窓は絶対やめた方がいい。鳥糞攻撃受けやすい。ガラスの外側は掃除がしにくい。特に2階。未だに家づくり後悔してる。FIX窓も糞つけられたら、雨で落ちるのを待つしかない。何度も言うよ、特に2階。 pic.twitter.com/jlx3fXlk1w

— なる@3y👧 (@nmrnry124) October 23, 2022

鳥が糞をしたときに、窓が汚れやすいという声がありました。2階は特に掃除がしにくいから後悔しているようです。

鳥が来そうな場所に設置する場合は、糞害のことも考えておいた方が良さそうです。

 

横すべり出し窓にするデメリット

鳥の糞がつきやすい

軒ゼロの屋根や、窓の近くに雨どいや配管などがある場合、鳥がきて窓に糞を落とす可能性があります。

横すべり出し窓は、構造的に上から何か落ちてきた場合、まともに受けてしまうデメリットが。

他の窓に比べ、横すべり出し窓は糞害を受けやすいと覚えておきましょう。

 

掃除がしにくい

横すべり出し窓は、家の中からだと、外側に手がまわらず掃除がしにくいというデメリットがあります。

例えば、鳥が良く来る場所なんかは、掃除も頻繁になることが考えられます。内側からサッと掃除がしたいって思う時ありますよね。

商品によって掃除がしやすくなる仕様のものもあるので、内側からの掃除をしたい人は、商品の仕様をチェックしてみましょう。

 

面格子が付けられない

主に防犯目的で取り付ける面格子は、外側に取り付けるため、外側に窓が開く横すべり出し窓はぶつかってしまいます。

どうしても面格子をつけたい場所には、横すべり出し窓は不向き。

外側への設置ができないという点では、面格子のほかにも、網戸やシャッターなどができないという声もありました。

でも、網戸やシャッターは商品によって、できるタイプもあるので気になる人は詳細までチェックしましょう。

 

大きな窓はない・できない

横すべり出し窓のサイズが大きくなると、その分外側の空間が必要になります。重さも重くなるので、接続部品への負担や開閉時の危険性が増します。

要するに、横すべり出し窓は、大きいサイズには向かないのです。

例えば、リビングに大きな窓をつけて庭を眺めたい場合などには不向きかもしれません。

そもそも、大きすぎるサイズは横すべり出し窓のラインナップにないので、大きさを優先したい場所への設置は、難しいと考えておきましょう。

 

横すべり出し窓で失敗をなくすコツ

サイズは充分か確認する

横すべり出し窓には、人が出入りできるような、大きいサイズの窓はないということを覚えておきましょう。

例えば、庭に面している場所なら、出入りができる大きな窓にすればよかったと、後悔するかもしれませんね。

リビングで眺めを楽しみたい場合も、大きな窓の方がよくないですか？

大きな窓にしたい理由がはっきりしている場合は、横すべり出し窓はおすすめできません。

 

掃除の必要性はどうか考える

横すべり出し窓は、外側に手が届きにくいので、掃除がしにくいかもしれません。

特に、2階など高い位置や鳥の糞で汚れそうな場所、周りに物がある場所などは、サッと掃除ができなくて後悔することも。

掃除をこまめにしたい人は、違う窓にするか、掃除がしやすい仕様の横すべり出し窓を選ぶようにしましょう。

 

防犯面は気にならないか考える

横すべり出し窓は、防犯用の面格子が付けられません。

風呂場や脱衣所など、面格子をつけたいと思っているなら他の窓を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

• 横すべり出し窓で後悔した点は、外側の空間が必要というデメリットに気付かず失敗したこと
• 横すべり出し窓で失敗しやすいことは、掃除がしにくい場所への設置や鳥の糞害に合うこと
• 面格子の設置ができなかったり、大きい窓はないというデメリットもある
• 横すべり出し窓で失敗をなくすコツは、サイズ、掃除の必要性、防犯面などを考慮して選ぶこと